こんにちは(*'ω'*)

 

Naoです。

 

 

今日も私のブログを読んでいただき

 

ありがとうございます♪

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

夫に離婚届を見せたことで

 

私は少しホッとしていました。

 

 

 

やっとこれで終わる。

 

そう思いました。

 

「私は」です。

 

 

 

当然ですが

 

離婚するには相手があります(笑)

 

 

 

夫はみるみるうちに顔色を変えました。

 

 

「は?何言ってるのか意味がわからん」

 

 

顔を真っ赤にしてそう言いました。

 

 

 

 

「ずっと考えて出した結論だよ。

 

 後悔しないし、考え直すこともない」

 

 

「いや、お前はそうかもしれんけど・・・。

 

 俺は今聞いて、これから考えるんだよ?

 

 何勝手に結論だしてんの?

 

 俺の学校は?生活は?子どもは?どうすんの?」

 

 

 

「子どもは私が育てます。

 

 借金は完済したから。

 

 学校はあなたの今後のためなら自分で行って。

 

 ここは私の両親の家だから出て行って。

 

 来月分の家賃までは払ってるから来月末までに。」

 

 

 

私たちが住んでいた家は、

 

両親が祖父母のために建てた家でした。

 

結婚する前の年に祖母が亡くなり、

 

結婚する数か月前に祖父は介護施設に入所。

 

空き家となっていたため、

 

相応の価格で両親から借りていた家でした。

 

 

 

 

「勝手に決めるなよ!何でだよ!

 

 離婚する理由が俺にはわからんよ!」

 

 

夫は声を荒げました。

 

 

「本当に?本当にわからないの?

 

 自分でよく考えてみて。

 

 離婚する原因が、本当にわからない?」

 

 

 

私は冷静に、静かにそう言いました。

 

 

 

「俺、お前の家に婿入りみたいに見られて

 

 お前の親が干渉してくるのも堪えて

 

 子どもの入院とか手術でいなくても

 

 一人でがんばってやってきたよ?

 

 ちゃんといない間も生活してきたじゃん!

 

 稼ぎは少ないけど、お前らのためにやってるよ!」

 

 

 

・・・。

 

 

「婿入り状態だからこそ

 

 成り立ってきた生活があるよね?

 

 稼ぎの半分以上は借金の返済と学費。

 

 残りで家賃や水道光熱費、保険、携帯代とか。

 

 支払いだけでも足りないの。

 

 私の給料合わせても、毎月手元に残るのは

 

 おむつ代とガソリン代、医療費や保育園の月謝で

 

 ほとんどなくなる。

 

 なのに、友達との付き合いがあるからって

 

 毎月ちゃんとそれなりにお金を

 

 渡してきたよね?

 

 実家の家事を全部請け負う代わりに

 

 一緒にご飯を作って、食べて、

 

 あなたの分を持って帰ってきてるから

 

 ご飯が食べれてるんだよ?

 

 私も2件分の家事と実家の仕事、在宅の副業して

 

 家計を支えてることに変わりない。

 

 実家が苦手なのはあなたも重々知っているはず。

 

 だけど、家族のためだから、生活のためだから

 

 毎日毎日実家に通ってるの。

 

 わかってもらえてなかった?

 

 

 ・・・それとね、子どもの手術や入院の間

 

 様子を見にも来なかったよね?

 

 

 俺生活できてたよ!じゃない。

 

 当たり前でしょ、大人なんだから。

 

 息子が手術したり入院したりしてるのに

 

 俺の生活がどうのこうのって

 

 親としてそこなの?

 

 

 というより、Tちゃんにしてもらってたんだから

 

 そもそも1人じゃないし」

 
 

 

静かにそういうと、

 

夫は明らかに狼狽しました。

 

 

・・・本当にバレてないと思っていたようです。

 

 

 

「は?なんでTが出てくるんだよ!」

 

 

「うん。知ってた。ここに来てたのも。

 

 別にそれで慰謝料とか言わないし。

 

 いつ来たとか、いつ夜勤って言って会ってたとか

 

 是部記録してるけど、見せたがいい?」

 

 

・・・もちろんウソでしたけど。

 

 

夫は逆上しました。

 

 

「そもそもお前と結婚したのも

 

 老舗の社長令嬢で金があると思っただけだし!

 

 借金返してもらえると思っただけだし!

 

 ゴムに穴あけて妊娠させたんだよ!

 

 誰がこんな窮屈な生活続けるかよ!

 

 車も家財も全部もらうからな!

 

 親権なんかいらねぇよ。養育費も払わねぇ!」

 

 

 

・・・そうだったんだ。

 

・・・プツっと私の中で何かが切れました。

 

 

 

「車も家財もくれてやる!

 

 1円もいらないから

 

 あたし達の人生からでてって!!!!」

 

 

 

夫は、ドタバタと外に飛び出しました。

 

 

 

私は、肩で息をするほど興奮していました。

 

 

頭に来ていたんです。

 

 

 

「俺」の心配ばかりな夫にも、

 

何食わぬ顔していたTのこれまでにも。

 

 

夫がそんな理由で結婚したことにも

 

 

 

それに

 

まんまと引っかかった自分にも。

 

 

 

そして、

 

息子が急激に不憫に感じました。

 

そんな父親だったんだということに。

 

 

 

当時は、夫のおかげで息子がいると

 

そう思えるほど

 

私は精神的に大人ではなく、

 

怒りと憎しみと、虚しさに

 

支配されていました。

 

 

 

 

今思えば、

 

売り言葉に買い言葉。

 

 

夫はそこまでひどい人じゃなくて

 

息子をかわいがっている時間も

 

ちゃんとあったんだよねって

 

思います。

 

 

 

人は、

 

見たいものしか見ないし

 

聞きたいものしか聞きません。

 

感じたいものしか感じないし

 

今ある現実の中で

 

自分が欲しい情報だけを受け取って

 

現実を作ります。

 

 

 

夫がひどい父親であり、

 

ひどい夫であることが

 

私にとっては都合がよく、

 

そうあってほしかったんです。

 

 

 

きっと日記の中や

 

記憶の中の世界は

 

とても偏っていて

 

私がスルーした情報が

 

本当はたくさんあったんじゃないか。

 

 

そう思っています。

 

 

 

 

私は、

 

離婚したかった。

 

 

 

それだけなのかなって

 

そう思っています。

 

 

 

 

きっと、

 

夫にもたくさん良いところはあって、

 

Tにはそこがちゃんと見えていて。

 

 

私はそれを見なかった。

 

 

 

だからといって離婚を

 

後悔したことはありません(*^-^*)

 

 

 

その選択が

 

間違ったものにするか

 

正解だったものにするかも

 

私次第だったんです。

 

 

 

私は、

 

夫が出て行ったあと

 

2週間分の生活費を

 

机の上に置いて、

 

まとめておいた荷物を

 

実家に運びました。

 

 

 

そうして、

 

2週間ほど経ったころ

 

夫からメールで連絡がありました。

 

 

「話し合いをしよう。

 

 親権は渡さない」

 

 

 

私は、ここでやっと

 

夫と向き合うことを決意しました。

 

 

 

 

つづく。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

向き合うことを避けてきて

 

ずっと心がモヤモヤしていました。

 

 

向き合っていれば

 

もっと早くすがすがしい気持ちになれたのにと

 

今は思います。

 

 

 

だけど、

 

私の離婚はこの時のタイミングが

 

ベストだったと思います。

 

 

 

前でも後でもなく、

 

この時がベストでした。

 

 

きっと、向き合うことも、

 

この時必要だったんだと

 

そう思っています。

 

 

 

あなたが気になりつつも

 

横に置いている事があるとしたら

 

そうしている自分を責めなくても

 

大丈夫です。

 

 

 

横に置いていることが

 

今必要なんです。

 

 

面と向かって対峙する

 

そのタイミングは

 

ベストな状態でやってきますから。

 

 

 

「今はちょっとここに置いておこう」

 

それで正解なんだと

 

そう思ってあげてくださいね(*´▽`*)

 

 

 

あなたはちゃんと

 

やるべき時を知っていて

 

その時を待っているだけですから。

 

 

 

 

今日もあなたが生きてることに感謝します。

 

 

またあした(*'ω'*)