こんにちは(*´▽`*)
Naoです。
今日も私のブログに来てくださって
ありがとうございます。
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1か月近くの入院を終え、
私は実家に帰りました。
直接帰る勇気が出ませんでした。
両親には、
少し術後の経過が心配だからと
理由をつけたら
すんなり納得してくれましたし、
夫も何も言いませんでした。
私は気持ちの整理をつけたつもりで
夫に会いましたが、
会ったらなんだかザワザワとして
少し落ち着かないものの
気づかれずには済んだみたいでした。
浮気相手が自分の親友であることを
明確にするかしないか。
そればかり考えていたのに
答えは出てきませんでした。
結論、どうしたかというと。
「そうさせてしまったのは
私だから仕方ない。」
と思い込むことにしました。
それが楽でした。
向き合いたくない。
真実をはっきりさせたくない。
怖かったんですよね。
夫とも親友とも、
今まで通りではいられなくなることが。
生活に変化が起こってしまうことが。
気持ちが波立ってしまうことが。
自分がどうなるのかわからないのも。
息子の治療に専念できるのも、
息子と穏やかに過ごせるのも、
夫が仕事をしてくれるからで。
息子から父親を奪うことも
私にはものすごく悪いことに思えました。
その時は。(笑)
なので、
1年くらいは
何事もなかったかのように
これまで通り生活をしました。
Tもこれまで通り遊びに来ていましたし、
私との関係は親友のままでした。
Kだけが知っている事。
私はKにはそっとしておいてほしいと
お願いをしました。
Kは夫がいるときには
遊びに来なくなりましたが、
夫も特に何も気にしていないようでした。
ただ、
私の心の中には
黒い靄のようなものが
少しずつ蓄積されていくのを
私は何となく感じていました。
遊びに来て楽しそうに話す二人を
今まで通りの表情を浮かべて
見ていることは、
とても辛いものがありました。
というか、
どういう気持ちでここにいるんだろう?
とか、
何がしたいんだろう?
とか
どうしてこうなったんだろう?
とか。
そんなことも考えていました。
私は、
息子がいればそれでいいやと
そう思うことで
本当の気持ちにはフタをして
見ないふりをしていました。
辛い、悲しい、寂しい、
怒り、憤り、など
本当はたくさんの感情がありました。
だけど、
それを認めて向き合うのが
とっても怖かったんですよね。
何かを埋めるように
私は息子に一生懸命に
なっていたと今は思います。
そして、
怒りと悲しみを抑え込むことで
嬉しい、楽しい、という
別の感情にも鈍感になっていきました。
何も楽しくもなければ悲しくもない
喜怒哀楽がなくなってしまったようでした。
私は
少しずつゆっくりと
夫の前では表情をなくしていったようでした。
つづく
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あなたが今日も生きていることに感謝します。
今日という1日に
あなたがあなたに優しく微笑む瞬間が
少しでもありますように。
またあした(*'ω'*)