こころ・え・ごころのキタガワです。

 

お客様から、「AppとWebサイトにあなたに関する情報を共有することを許可します、ってなんですか?」というようなご相談がありました。

 

 

これはGmailに限ったことではなく、いろいろなアプリで見かけるポップアップ画面です。

 

例えばYouTube、ポケモンGOなどでも表示されることがあるようです。
(私はYouTubeの時は覚えてませんし、ポケGoはやってないので^^;)

気になって検索される方が多いようなので、その後わかったことを追記します(2021.12付)

 

個人を特定できない情報の共有

便利に使っているうちは気づかないかもしれませんが
あらためて「これを行うと、あなたに関する情報を共有することを許可します」なんて言われたら確かにドキッとしますよね。
 

「あなたの情報」ってどこまでの情報?については

Googleはプライバシーに関する記述の中で、Google は、個人を特定できない情報を公開する、または Google のパートナー(サイト運営者、広告主、デベロッパー、権利者など)と共有することがありますと明記しています。

 
たとえば、YouTubeアプリで、オススメ動画として今まで見たことがない動画が上がってくるのは、私たちの閲覧傾向を見てるからですし
 
ポケモンGOで地図が表示されるのは、Googleから位置情報を得ているからだと思います。
 
Googleの持つ情報を使ったアプリには、「"google.comを使用しようとしています」って出て、InstagramのようにFacebookが持つ情報が必要になるアプリには「"facebook.com"を使用しようとしています」って出ますね。
 
どんなお店でショッピングしているか、どんなことを検索しているか、どこに行ったか、どんな動画見てるか。
 
それだけではユーザーの行動の傾向は読み取れても、「個人の特定」までにはいたらない。そういう情報をアプリと共有して
 
「このアプリが作動するために必要な情報がGoogleの(もしくはFacebookの)サイト内にあるんで使用しますから許可してくださいね」
 
ってことだと思います。

 

正直、これは以前から当たり前にされていたことですが、規定が変わってユーザー側に許可を得るようになっただけだったりします。

 

なにせモバイルユーザーは余計な入力を嫌います。私たちは、スマホの手軽さと、ポチッとサクッと進むことに快適さを感じていますよね?

 

GmailもYouTubeもポケモンGoも、アプリ開発の段階で、Googleのアカウント情報や、ユーザーの検索傾向・閲覧履歴、また位置情報などを利用することを前提に開発されているわけですから

 

上記の「共有することを許可します」という表示に、「キャンセル」をされたらサービスが提供されないわけです。

 

私たちユーザー側にも、そのアプリを使いたい限りは「続ける」を押すしかありませんし、押したからといって大きな変化があるわけではないです。

 

細かいGoogleのプライバシーに関する記述は以下のページをご覧ください。

余計に混乱するかもしれませんが、読んで損もないかと。

 

 

アプリの安全性を確認する

「便利そうだから」「人気だから」

だけでアプリをインストールしたりせず、ある程度の基準をもってくださいね。

 

個人情報を抜き取るような場合にはGoogleも黙ってないので、悪いことをしようとする人間は取り締まられるとは思いますが、まずは自己管理が大切です。

 

iPhoneの方が、アプリなどは安全性が高いとも言われていますが、それでも今はあの手この手・・・なのでお気をつけくださいませ。

 


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最後までお読みいただきありがとうございました!