こころ・え・ごころのキタガワです。

 
何気に、Facebookページに訪れてくれる方が多く、気にしていただいてるのかな、と思っております。
 
やっと、札幌のシンボルであるテレビ塔の電波時計も表示されるほど、落ち着いたのでブログにてご報告させていただきます。
 
それこそ、この一つ前の記事をすんごーく久しぶりに投稿したのがこの時間。
 
ブログをアップしたあと、2時半ごろ布団に入りまして、そしてほぼ30分後に地球に叩き起こされました。
 
私の住んでいる札幌市東区は、のちに修正されて震度6弱と発表されています。
 
 

何はともあれ、今回大活躍した我が家のグッズ(に似たもの)をご紹介

まったく同じものを見つけるのは大変なので、性能と価格的に似たようなのをご紹介します。
 

手回し充電ライト

これは日常的に玄関に置いてあって、我が家のシバちゃんが外でおしっこやウンチをする時に使っていました。懐中電灯としてはもちろん、ラジオも大活躍でした。

 

 

太陽光パネル(大)

夫が東日本大震災以降に、防災対策に目覚めてこのくらいの値段(多分もっと高性能です)のものを買いました。

実はこれがすごく邪魔臭く、パネルを外に出しておけない冬場などは、玄関の風除室のドアが完全に閉まらなかったりして。
かといって蓄電した電気を使うこともほぼ無いので、邪魔臭さ満載でしたが、今回、地震直後から大活躍!!!

 

停電になりましたが、我が家ではスタンドのライトをつけることも出来て、不安が減少されました。

 

太陽光パネル(小)

こちらも、夫が防災意識に目覚めていた時に買っていたものですが、去年あたりから「出すのが面倒臭い」と年中しまいっぱなしになっていました。

大きい太陽光パネルのバッテリーが、ご近所の方々からスマホの充電を頼まれて活躍してたので、その後の備蓄電気も不安になり、もう一つあった方がいいな、と昼間に私が頑張って設置。

 

夜、若干精神疲労の強かった息子にテレビを見せてあげようと思った時に、活躍してくれました。

世間では、普通にVS嵐やってるのね〜・・・と思いながら。

 

 

太陽光パネルは本当に我が家のみならず、ご近所にも役立ってくれました。なんといってもスマホ充電ですね。

パパ、グッジョブ。

 

あとは言わずと知れた、カセットコンロ。

カセットコンロ用のガスボンベも大量にありまして(期限大丈夫かよ、と思いつつw)

 

 

↑うちのはもっと型は古いですが。
 
あとは、2週間前にキャンプに行った直後だったので、ランタンに電池入れたばっかりだったのもラッキーでした。

 

 

 
停電時に、明かりがすぐ確保できたこと、非常用電源があったことは、そのまま心の余裕に繋がりました。本当に助かりました。
 

食材の宅配サービスを利用していたこと

我が家は生活クラブとらでぃっしゅぼーやを取っています。
ちょうど水曜日に配達があったばかりでした。
 
定期的にお野菜やお肉が届くことは、たまに無駄にしてしまうこともあって、贅沢だな、やめようかな、と思うこともありましたが、今回は本当に助かりました。
 
また地震のあった日、トドックさんは配達されていましたね。
ご近所でトドックを取っているお家へトラックが止まった時には、目を疑いました。
 
すごい、トドックさん!!!
 

「全部ではないけれど、在庫からあるもので持ってきました」とおっしゃっていたそうです。

 

冷蔵庫・冷凍庫は開けない!

停電になってすぐに、「冷蔵庫の食べ物が!!!」と思いましたが、すぐに「開けたらやばい」と気づきました。
 
ですが、うちは何回かは開けました。
朝に、「信号もまっくらな札幌の街なんか珍しいから」と息子と6時前にお散歩に行ったら、近所のセブンイレブンが営業してました。
店内はワイン類などが割れて、惨憺たる状況でしたが、御構い無しに買い物にくるお客さんに笑顔で対応する店員さん。
 
冷凍のアクエリアスが残っていたので、それと、セブンイレブンのおでんのタネをいくつか買って、それらをとりあえず冷凍庫に突っ込みました。
 
朝は、買ってあったパンを食べて、昼と夜はおでんを食べました。
 
我が家は、9月6日の午前3時の地震から、20時間後の夜11時には電気が復旧したので、一度や二度冷蔵庫をあけたから、冷凍庫を開けたからどうだったのか、という検証はできていませんが
 
当然ながら、現在冷蔵庫・冷凍庫にある食材のものでしのいでますが、今のところ腹痛などといった騒ぎにはなっておりません。
未開封の牛乳も一本残っていますが、普通に飲ませていただく予定ですw。
 
ただ、鶏肉はちょっと勇気なくて、唐揚げにする寸前で捨てました。
 

通り一本隔てて、状況が違う

我が家が復旧した時に、電波が不安定だったので、夫や実家に連絡するために、少し車で動きました。
そのついでに、近所を車で一周し、息子のお友達の家なども「隣の街灯がついてるから、あそこは大丈夫なんじゃないかな」とか、「真っ暗なのは夜だからで、もう寝てるだけかな」とか思っていました。
 
翌日になって、復旧したのは一部でまだまだ電気が通ってない家庭が多いことを知りました。
それはそれで、気持ちが焦るもので
 
なにかできないかな、と思うけど、ほんと自分でできることは自己満足の域を出ないよね・・・と思いながら、うちに呼んで来たり、会いに行ったりして、それはどちらかと言えば本当に自分の不安の解消なんですが・・・
 
でも、なにはともあれ、ほとんどのお友達のご家庭も夜までには電気が通って、本当にホッとしました。
 
電気がどのように住宅に来ているのか、という仕組みをもっとわかっていれば、「うちに電気が来てるんだから、あそこも来てるはず」なんていう甘い判断をせず、もう少し早く「大丈夫?」って声をかけれたんじゃないかと思いました。
 

「復旧したよ!」の言葉は、希望にはならない

「復旧したよ!」とお知らせするのは、心配してくれている人に向けてのものは罪がないですが、「あなたのところももうすぐだよ!」というニュアンスならば、微妙・・・というのが今回の一番の反省です。
 
特に同じ環境にいて情報交換している場合は、「え〜・・・近いのになんでうちはまだなの?」となっちゃう。
 
これは発信する側と受け手の信頼関係にもよるので、気をつけないとな、と思いました。
 
ほんと、同じエリアでこんなにも違うとは、私の認識不足で・・・。
今度会ったらお詫びしたい方が数人いらっしゃいます。申し訳ない。
 

情報はラジオ、精神の安定にはSNS

今回は思ったよりTwitter、Facebookなどは使えませんでした。
情報が不確かなものが多かったのもありますが、我が家の場合通じなかった。
 
全くといっていいほど見れなかったし、投稿もできないことが多かったです。
 
なので途中からはずっとラジオを聞いてました。(手回しなので、息子が回してくれましたw)

で、メッセンジャーやLINEで声を掛け合うことで、少しの安心感を得ていました。
 
どちらも大事でしたけど、SNSのやりとりに夢中で、息子が放置にならないように・・・とも気をつけました。
 
気をつけましたが・・・、若干放置になっていたかな、とも思います^^;

大事なやりとりもありましたからね。そこは息子にも伝えてわかっておいてもらおうと思います。
 
 

何を言うにしても、命あってこそ

こんな風に、書けるのも、命があったからです。太陽光パネルがあろうが、どんな備えがあろうが、ダメな時は、何をしたってダメです。
 
私は今回、「一番よい時間帯で地震が来たな」と思っていました。
 
停電にもなったけど、少し待てばすぐに太陽が昇って来たし、これが通勤時間、通学時間だったりしたら、もっと大変なことになっていたに違いない、と。
 
でも、それは、あくまで私視点の話です。
 
厚真に住む人たちの前で、そんなことは口が裂けても言えません。
起きてる時間だったら、助かっていたかもしれない命があったはず。
 
厚真で大きな被害があったことも、震度7を観測したことも耳には入っていましたが、把握したのはテレビで見てからでした。
 
今回の地震を、同じ温度で語ることはできません。
自然災害の怖さをなんども見て来たつもりですが、同じ土の上に立って、あらためて我が身の傲慢さを思いました。
 
感謝を口にできることはいいことだと思います。
でも、それを真理のように語る必要はないなと、自分に戒めています。
 
こんなことを書くことすら、申し訳ない気持ちです。
今、本当の被災者として辛い立場にいる人にとって、節電などできる限りのことを同じ道民として、やっていきます。
 
 
 

 


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最後までお読みいただきありがとうございました!

本日の写真素材:

地震発生直後から多くの方が家族の元を離れて対応にあたられていました。

それは今も続いていると思います。そして、救助に当たっているみなさんにも。
本当にありがとうございます。