こころ・え・ごころのキタガワです。

 
写真が大好きなので、このブログで使う写真にも思い入れがあります。
 
見栄えがよければ、収まりがよければなんでもいいわけではなく、その都度自分なりのごだわり、裏メッセージみたいのもあって選んで楽しんでいます。
 
2016年あたりが一番凝っていましたね。
伝えたい内容から英語の格言・メッセージを探したりして、それを画像に入れてることも多かったです。
そのうち、統一感が欲しくなってやめちゃったんですけどね。
 
自分の過去の画像一覧とか、フォルダ内に溜まったブログで使用した画像とか見てたら、とても楽しかった(笑)
 
これまでヘッダーやプロフ写真、記事内で使ってきたのは、写真素材サイトからダウンロードしたもの、自分で撮ったもの、スマホカメラ、プロに撮影してもらったもの・・・色々です。
 

「写真」について考えると、実にデリケートな素材だなぁ、と思います。
 
写す側と写される側があり、双方の認識・思惑・意図がずれていると摩擦が生じてしまう。
 
肖像権があるでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、法的に保護されているのは著作権であり、「肖像権」という権利は実はありません。
 
ぜいぜいプライバシー保護の観点で守られるべきものとして判断されるくらいで、権利を主張できるものではありません。
 
「写真」という素材は、ネット上ではいささか配慮が必要で、ある一定の「正しい使い方」が要求されるんですが、写真を使いたい側と使って欲しくない側がどちらになるかで判断も変わってくる、いわゆるグレーゾーンが多いもの。
 
 
写真素材サイトなどにある作品については、無料・有料に限らずその利用規約をしっかり読んで欲しいところです。
 
特に、気をつけなくてはならないのは、
・もらった写真
・ネットで見かけてダウンロードしたもの
・スクショしたもの
などです。
 
「著作権はどこにある?」ことを考えて、それでも使用したいなら、リスクを念頭に。
 
「お借りしています」などの一言を入れたからOK、ではないんですよね。
 
そして、もしそれがプロの撮った写真であるならば、自分の「これくらいいいんじゃないの?」という価値観は全く通用しないと考えてもいいかもしれません。
 
アメリカなら即効で訴訟沙汰です。
 
プロが撮影したものを、棚からぼたもち的にお金も払わず使用することは、トラブルになりかねなく、知らなかったでは済まないことは多々あります。
日本でそうならないのは、相手が優しいから、もしくは我慢してくれてるからなんですよね・・・。
 
 
偉そうに言ってますが、こういう記事を書くと、私も幾度となく甘えてきたんじゃないか・・・という自覚もあり反省するところです。
 
ニセコのフォトグラファー、あさこさんに撮っていただいた小太郎との記念のツーショット。
この時も、お仕事用にも撮って欲しい、とパソコン持って行ったりして、わがままを言いました。まだまだ意識が甘かった頃です。
でも、快く撮ってくださいました。感謝しています。この夏はまたニセコに伺いたいな、と思っています。
 
 
2年前の夏、小太郎の足が悪くなり始め、歩けるうちに、と家族写真を撮りました。
 
こういった写真を個人のブログやFBでシェアすることに、NGを出す方はあまりいませんが、これが印刷物やチラシとなってくると話は違います。
最初に「どういう内容で、何に使うために撮るか」という共通認識のもと、その利用の範囲、期間や条件で金額が決まっているので
 
相手から見て「範囲を超えている」と見なされるようなことがないか。
必ず確認した方がいいものですね。
 
(と、ここで自分も不安になりますが・・・)
 
それくらいいいですよ、と言ってくれる人もいますが
それでしたら、追加料金を、ということもあり得ます。
 
「そんなに面倒?」「けちくさいなぁ」と思われる方もいるかもしれません。でも、そういう場合は、認識不足と言われてしまうかもです。
 
 
最後に、現在ヘッダーに利用している写真や、プロフ写真、この記事の冒頭のアイキャッチに使った写真を撮ってくれたごふぼふFactoryの井上希世奈さん
去年の今日、入学式の朝の記念写真もお願いして、初めての登校の道のりを撮影してくれました。
 
 
写真一枚の使い方で、誰かの信頼を損なうこともあります。
私も、肝に命じてあらためて気をつけます。
ちょっと見直しもしようかな^^;
 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

本日の写真素材:

あどで〜、そんでね〜by バナナマン日村の貴乃花