本日の素材:Cocoro+et+Gokoro

 

3年間の幼稚園生活が終わりました。

本当に、育ててもらったな、という感謝でいっぱいの卒園式でした。

謙遜でもなんでもなく、本当にダメなお母さんでした。

登園はほぼ遅刻、提出物はいつも遅いし、保育料の引き落としはしょっちゅう出来ないし、忘れ物は多いし。

息子も年長さんになって、先生から「自分でできるようになろうね」と声をかけてもらってましたが、いやいやいや。

先生にも、息子にも本当にごめんなさい。

「状況を理解して、自分から動くことができない」

「実はいろいろわかってない」

もうお母さんがそういう状態なのだから、息子もできるわけもなく。

それでも、こうして三年間を終えて思うのは、「もっと自信を持とう」ということでした。

自分のダメさは本当によくわかりました。

よくよくわかりました。

でも、これからはそれを手放します。

息子は私のダメさの証明でも、私の良さの証明でもないこと。

子どもを自分の存在の「証明」にして安心するための理由に使ってはいけないと思っています。

その上で、彼のできるをサポートできるよう私は頑張らねばなりません。

 

今回、やっと自分で着物が着れるようになりました。

成功体験というものが少ない私ですが(笑)、これは一つの成功体験。

 

頑張ったことが形になるって、いいね。

 

 

息子が生まれた年にすい臓がんになり、2年闘病して亡くなった義母の形見の着物です。小学校入学までは見届けたい、と言っていました。

おかあさん、もうすぐ小学生になりますよ。

春休みはこれまた忙しくなりそうですが、新生活に向けて頑張ります。

 

Cocoro+et+Gokoro(こころ・え・ごころ) 北川 直枝