ずいぶん前から小太郎の脇腹にぽちっとおできがありました。
気になりつつ、様子を見てましたら、木曜日、それがぐっと大きくなっていました。
幸い、その日は夫も休みを取っていて在宅だったので、すぐに病院へ連れて行きました。
診断は「肥満細胞腫」。
パグには多い、悪性の皮膚がんです。
まさか、まさかと思っていたので、「ない話ではない」と分かっていましたが
やはりショックでありました。
「肥満細胞腫」というのは、とっても悪い物質を出すヤツで、ガン自体よりも、その物質が引き起こす内臓疾患などが怖いそうです。
現在は、その物質の飛び散りを抑える薬を飲みながら、来週の手術を待っています。
最近、自分の中にずっとあった「不安」の正体のようなものを見つけました。
不安である、ということは、つまり「安心できる場所が無かった」ということでもあります。
「安心できる場所が与えられなかった」と考えるか
「安心できる場所を自ら作ることが出来なかった」と考えるか。
いずれにしても、言われました。
その不安な場所で頑張ってきたこと。
"手放しがたい不安"とは、それはあなたにとって宝物だからだよ、と。
そう簡単に手放せるわけないじゃない。そこで必死に幼いアナタは頑張ったんだから、と。
そうなんです。
必死に生きてきた過去があって
たどり着いた現在(いま)があって
そして、創り上げたい未来がある。
でも、もう過去に頑張ってきたような頑張りを続ける未来は嫌なんですよ。
もうそんな不安定なところに居たくないし
私はもっと幸せになりたい。
そう心から叫びたくなるようなこの時に、小太郎の発病。
目をそらしてはいけないことがあって、
ここで私はすべきことがあるなぁ、と感じています。
意地を張らないこと。
素直になること。
そして、相手を変えようと思わないこと。
一つ一つ、なにごとも地道が大事ですね。