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6つ目の課題、「あなたのMVQ(Most Valuable Question)は何ですか?」の問いに答えてきたところです。


「目の前にいる人を笑顔にするために、あなたが出来ることは何ですか?」


ブログカスタマイズとオリジナル名刺デザイン Cocoro*et*ごころ これ、半年くらい前の私だったら、「目の前の人を笑顔に出来てない(というか、笑顔にしてると言えるほどのことを出来てない)自分」を並べあげて、凹んでたところです。

が、目の前の人は自分で笑顔になれる人。ってか、笑顔じゃん!私が何をしなくても笑顔じゃん!みんな笑ってるじゃん!と気づきまして。

そこからは、相手が笑顔なら、それでいいか。と、自分も笑顔になれるようになってきました。
自分の出来ないことを探すのではなく、目の前の相手がすでに笑顔であることを、私のパワーに変換できる回路が出来た、というか。

なので、「目の前の人を笑顔にするために、あなたが出来ることは何ですか?」の答えは、「特にありません」もしくは「私が笑ってること」なんですが、なんでか、この質問を考えると、相手の笑顔が浮かんでくるようになりました。


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そんな風に答えてきましたが、本当は追記したいことがありました。


もしこの質問で、「苦しい」と感じるとしたら。


それは、すでにそうやって生きてきた人だと思います。


親を笑顔にするために、パパとママに笑っていてもらうために。

子どもは想像以上に全力投球です。


愛されることを知る前に、愛することを知って生まれてきてるとすら思います。


だって、お母さんの胎内に9か月もいるんです。そして、ヒトには「感情」というものがあります。母親の感情をまさに一心同体で感じています。


母親の感情も、母親の抱える問題も、我が事のように思い、感じ、心を痛めた記憶。


そうやって、「どうやったらお母さんは笑顔でいてくれるんだろう」と、わが身を犠牲にして、「親のために生きた」人がたくさんいます。



例えば親の


「どうして我慢できないの?」


「どうして言うことを聞かないの?」


「どうしてお母さんを困らせることばかりするの?」


という言葉には、お母さん自身が「我慢しなさいと教えられてきたことを実行してきた」「親の言うことを聞かなきゃいけないと思ってきた」「人に迷惑をかけちゃいけないと教えられてきた」人生が反映されます。


そして、それが「怒り」になっているとき、、「私はそうやってきたのに、どうして分かってくれないの?」という、「頑張りを認められたい」という気持ちが裏にあるかもしれません。


子どもは無意識にそれを知っているので、教えてくれてるんです。

身を呈して。


けれども、日々流れる歳月の中で、子どもにも子どもの人生があり、気持ちがあります。親のことばっかりでは生きていけません。


親の人生と切り離されることが許されず、自分の人生をも生きなくてはいけないのに、親と同じ我慢を強いられ、価値観を強いられ、他人に甘えることも許されず、そして「(私だけ)幸せになってはいけない」と思ってるんです。



もし、そうやって育ってしまったなら、もう親に出来ることもありません。

親が出来るのは自分を幸せにすることだけだし、自分を幸せに出来るのは自分だけです。


親からの「幸せになってもいいよ」という許可を待っていては、一生幸せにはなれません。



三つ子の魂、百まで、と言います。


子どもは三歳までに一生分の親孝行をする、とも言います。


3歳まで、子どもと親は一心同体でいいと思っています。

息子の愛を感じ、私なりの愛情を精いっぱい与えているつもりです。でも、それ以上に受け止めてもらっている感が強いです。

3歳まで一杯甘えて、あとは手放そうと思っています。

今はそのために自分と向き合うことを頑張っています。


「この子は私がした我慢をしなくたって、幸せになれる」

「この子は、私の言うとおりにしなくても、人生を切り開く」

「私を困らせたくてしているのではない。たまたま、そういうこともある」



たとえば、そう思えるように。

子どもを信じ、子どもの幸せを尊重できるように。

子どもには無限の可能性が広がる未来が待っている、といつも願います。



長くなりました。読んで下さり、ありがとうございます。