竹原ピストルの
『例えばヒロ、お前がそうだったように』
の歌詞が熱い。
ミュージシャンって、
歌は世界共通!
歌で繋がろう!
世界を変えていこう!
って24時間TV的な考えの方ばかりかと思ってました。
が、
竹原ピストルは、
はっきり言います。
歌で人は変えれない!
歌で世界は変えれない!!
と。
歌で腹は膨れないし、
被災地で歌か飯かと言われたら間違いなく飯を選択するでしょう。
この歌自身も、
睡眠薬大量摂取で自殺したヒロへの怒りの歌。
東北地震で歌うことしかできない自分自身への思いも込めた歌。
結局自分の歌で何も救うことが出来なかったと。
綺麗事だけ並べるのではなく現実を受け止めた熱い歌。
最後の、
ちゃんと人間か?
が更にグッとくる。
ちゃんと人間でいよう!!
『歌詞抜粋』
綴(つづ)りようのない切実を切実という。
綴れる程度の切実は切実とはいわない。
全ては、“切実”でしか変えることができない。
だから例えば、歌で世界を変えることはできない。
歌で人を変えることはできない。
世界を変えることができるのは、世界が抱く綴りようのない切実だけ。
人を変えることができるのは、人が抱く綴りようのない切実だけ。
生きたいなら生きたいなりに、死にたいなら死にたいなりに、ちゃんと人間か?ちゃんと人間か?目が眩むほど、
真っ赤に真っ赤に
ちゃんと人間か?
ちゃんと人間か?