今日は2月29日 |  Egi Shun,s BLOG~歴史教科書から探る史実探訪

 Egi Shun,s BLOG~歴史教科書から探る史実探訪

山川出版社刊 『詳説 世界史研究』『詳説 日本史研究』 の記述から、気になる史実を探訪しています。右サイドバーの目次からどうぞ



この日付で記事が書けるのは、4年後になっちゃう。

だから別に書きたいことがあるわけではないのだが、記事を書いとこう。
4年後の2016年、私がこのブログをまだ書いてるかどうかは分からない。







ユリウス暦 
(古代ローマ帝国で採用された太陽暦のカレンダー)

地球が太陽の周りを一周する時間を、365.25日と計算した。
よって、ユリウス暦は4年に1度の閏年を設定して狂いを修正した。
閏日が2月になっているのは、2月が一年の最後の月だったから。

ユリウスが7月、アウグストスが8月、の名前に冠されたので、
7.8月は大の月になり、そのぶん最後の2月が削られたのです。

ちなみに、古代ローマ帝国では、まだアラビア数字は知られておらず、
1.2.3.4.5.6.7.8.9.0.はありませんでした。




グレゴリオ暦 
(ユリウス暦を改正して1582年にヨーロッパで導入・現在も人類が使用中)

太陽が地球を一周する時間を、365.2425日と計算した。
現代では、さらに科学が発達して、正確には365.2422日
であることが分かっている。

よってグレゴリオ暦では0.0075日の狂いを修正するため、
なんと100年に一度、閏年のはずの年が閏年ではなくなる。
最近では、2000年がそうだった。はずなのだか・・・・・

実は「400で割り切れる年は閏年」という3番目の修正が入いるので、
西暦2000年は400年に1度の閏年だった。2000年問題のひとつだった。


wikipedia.org/wiki/閏年





話のネタに ↓

古代マヤ文明のカレンダー


・いつ頃造られたか不明であるが、グレゴリオ暦よりはるかに古い。
・太陽が地球を一周する時間を、365.2420日と計算した。

・1582年にできたグレゴリオ暦より正確な数字を弾き出した。

・マヤのカレンダーによると、2012年12月23日(冬至)に、
 最後の太陽である「第五の太陽」が終わる。つまり地球滅亡の日。





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      マヤ文明の遺跡 /チチェン・イッツァの天文台 /メキシコ・ユカタン州・州都メリダの東120km 








wikipedia.org/wiki/マヤ文明

wikipedia.org/wiki/2012年人類滅亡説