東京都の小池知事は記者会見で「まん延防止等重点措置」の対象地域を23区と多摩地域の6つの市とすることを明らかにしました。

 

重点措置の期間は今月12日から来月11日までで、対象地域は23区と、多摩地域の▽立川、▽八王子、▽武蔵野、▽府中、▽調布、▽町田の6つの市にすることを明らかにしたうえで、「特に、店舗の数や、人口割りで感染者数が多いといったことをベースに総合的に判断した」と説明しました。

(4月9日NHKニュースウェブから一部引用)

 

緊急事態宣言の解除がされた際にリバウンドするであろうことは素人の私でも予期できたことではありますので、専門家の情報を詳しく聞いていたはずの国や都もきっとこうしたことは織り込み済みではあったのでしょう・・・と思いたくなるくらい想定できた展開になっています。

緊急事態宣言の解除は政治的にももう継続することが限界であったのでしょうし、それはそれレで一つの判断だとは思うのですが、私が覚えているやり取りで今となってもひっかかるのは、「解除しても大丈夫なのか」と問われた菅首相が「そこは大丈夫だと思います」と答えていたことでしょうか。

 

 

 
 
 
まんぼう、という言い方は切迫感がないのでNGになっているとのことですが、この制度自体はきめ細かく地域を指定して措置を講じることができるという点でそれなりに効果的なのかなと思ったりしています(単に緊急事態宣言までは出さないための目くらましという気がしないわけでもないですが)。
ただ、適用地域から非適用地域に行って飲み食いする人が増えるだけなのではという気もしますが、いずれにしても先行して適用された大阪の今後の推移を注意深く見たいと思います。