相続放棄の申述書類を家庭裁判所に送ると、後日、裁判所から意思確認のための書類が送られてきます。


 「今回、相続の放棄をすることは間違いありませんか?」とか「遺産の内容はどんなものですか?」「相続放棄する理由はなんですか?」などとをチェック方式なども交えながら、回答して、裁判所に送り返すことになります。


 本来、相続放棄するのに理由などは関係なとのですが、質問項目に入っていることが多いです。統計でも取るためなのでしょうか。


 なお、相続放棄の手続を弁護士に依頼して、弁護士が代理人として書類を提出した場合であっても、この質問の連絡は、直接、依頼人である本人のところに来ます。

 裁判所による直接の意思確認ということを重視しているということでしょう。


 私は、連絡があるとしても、まずは代理人である自分のところに何らかの連絡があるはずだと思い込んでいたことがあり、書類を送った後に、依頼人から「こんな書類が来たんですけど・・・」と言わて、少しあわてたことがあります(^_^;)




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