再販したマシンマンも今月の27日に開催する
クリカニでの販売で、販売終了する事となります。
以前にも書きました通り、今後再販は致しません。
そんな事もあり、今まで原型や生産の一部は
公開しましたが
製作工程を順序立てて書いていなかったので
これが最後の販売という事で
原型製作から複製・生産までの作業の流れを
数回に分けて書いていこうと思います。
オリジナル物から版権物へ製作へ移行
以前から何度か書いている事ですが
以前はオリジナルクリーチャーを作っていて
マシンマンを作る4年程前から
版権物を作る様になりました。
市販ガレージキットの終焉
それというのも、前年に大手ガレージキットメーカー
各社が、利益の出ない市販のガレージキットから
手を引き
PVC完成品フィギュアに移行した為です。
今後、ガレージキットというのは当日版権イベント
でしか手に入らなくなる為、知らない人が出てくる
事から、ガレージキットやイベントも
衰退して無くなるだろうと考え
これから作られないだろうという特撮のマイナー物を
作っていこうとした訳です。
この時は、ワンフェス参加開始から
販売を行わずに参加していた経緯もあり
また、マイナー特撮物を作るという事で
販売は考えていませんでした。
展示から販売へ移行
東映作品に関しては、販売が前提なので
展示作品のみだった自分としては
範疇外だった訳ですが、数年前
実行委員会からの通達で、版権申請する場合は
販売を前提に最低10個以上を申請して欲しい
との通達がありました。
販売するのならば、未経験である量産という
(型取りや複製は数多く行っているが)
リスクを考え、スケジュールに余裕を持った方が
良いと考えて1年後の夏に販売する事とし
夏のみ版権申請出来る、東映様のキャラクターを
製作しようと決めました。
製作キャラクター決定と資料集め
東映作品に決めたのは他に、1年間販売出来る事が
一つ重要なポイントとなっています。
その他にも、キャラクターが他の会社より多い為
キット化に恵まれていない物が多い点も
挙げられます。
70年代の物は何度もキット化されていますが
特に80年代以降は、扱われていない物が多く
それらを一つでも補完しようと思った為です。
その中から、石ノ森関連というメジャーな割に
一部のファンに人気で、アマチュア作品は
幾つか在る物の、市販のキットは1つしかない
マシンマンを選ぶ事にしました。
今後、キット化の予定が無いので言いいますが
実は同時に「仮面ライダーRX」から
デスガロンを作る予定だったのですが
資料が正面しか入手出来ず、諦めました。
製作資料
製作資料はヤフオクで入手した
小学館テレビのテレビ名作
「星雲仮面マシンマン 1」と
徳間書店 わんぱっくちび③
「星雲仮面マシンマン」を参考としました。
動画はイメージを掴むには良いのですが
資料としては、本に掲載されている画像の方が
クリアーで価値が高いです。
原型制作開始
製作する為に初めに行ったのは
マシンマンの身長を調べる事。
マシンマンのウォーリアスーツをメインに着て
演技したのは
スーツアクター(現アクション監督)の村上潤氏。
アップ用撮影には、主役「高瀬建/ニック」を演じた
佐久間修氏が演じています。
調べた結果、佐久間氏の身長が173cmと
判った事と
小学館の17ページにスペースコロニー内で
宇宙服を着た巣立ちの写真が有った為に
決めました。
ハマハヤオ氏が行っている
発泡材を芯に石粉粘土で薄く覆っていく方法を
数年前から採用し製作しています。
因みに画像は4月4日の物で
少なくとも1月には資料を入手して
製作開始したのに、何も進んでいません。
締切がないと何も出来ない人なのです。
反省しなければいけませんね。
次にポーズですが、技を出す時に共通する
左腕(写真右側の腕)を水平にかまえるポーズが
幾つかの技に共通する事を発見し
右手(画像左手)を交換式にする事と
これにマシンマン最大の特徴である
カタルシスウェーブの時にサーベルを持つ
左腕を交換する事で
複数のポーズが出来る様にしました。
制作の参考にしたポーズは
徳間書店の17ページに掲載されていた
スロットルガンを構えたポーズを基本に
制作を開始。
制作していくと、佐久間氏の写真がアップが多く
ポーズをとった全身写真は村上氏が多い事が
判ってきました。
その為、全身のバランスを見ながら制作すると
村上氏を参考とする事となり
体型が、村上氏よりの佐久間氏といった
混ぜ合わさった物となってしまいました。
因みに頭は佐久間氏を参考にベースを作り
型取ってウレタン樹脂に置き換え
ヘルメットが外せる様に頭を上下に分割し
口元も半透明のレジンにする事を考えて分割。
口元の周りを覆う黒い生地ですが
佐久間・村上、両氏ともいえる事なのですが
その時々によって顔を覆う状態が違う為
どちらにも近い状態のバランスの画像が
幾つか在った物を参考に製作しています。
頭部に軸を入れた間着式とした後に
ヘルメットなどをプリモスカルピーや
エポキシパテで造形しています。
上に掲載してあるグレーサーフェイサーを吹いた
全ての制作途中の画像は、版権申請に
使用した物です。
因みに胸のパーツが前後に割れているのは
腕のパーツが完成しないと分割の都合上
切断できない為です。
因みに分割されたパーツの画像は
ポーズのバリエーションを版権元様に分かり易く
説明する為に撮影した物です。
申請後ですが、版権元様から
監修前の修正箇所の連絡を頂き
修正ポイントを重点的に製作しています。
5月26日には腕が完成し
分割され、各種手袋の製作に入っています。
6月24日に会社に伺い
審査を受け、原型に許可を頂きました。
次回は原型完成から型作りの話となります。
にほんブログ村







