前回の「次回作はこれです」で発表した
キングフラッシャーの続きです。
今回販売するキングフラッシャーですが
実は2008年の夏に展示のみ(販売はしないという事)
で申請した物を改修した物です。
フィギュア製作には資料が必要
普通、フィギュアなどの立体物を作る場合
正面・側面(左右同じならば)・背面の
資料が最低でも必要です。
昔は今と違って、商品化の為に各方向から
撮影するという事をプロダクションでさえ
意識していませんでした。
(円谷プロや東映、東宝以外は今でも認識が低いですね)
第一次ウルトラシリーズや東宝のゴジラ等は
スタッフの方が撮影した画像や出版社の物が
残っていた為、資料があるのですが
多くの昔の特撮物は、今の様に特撮ムック本なども
有りません。
当時掲載された写真は児童誌の他にあるとすれば
怪獣大百科や絵本くらいだと思います。
また、キャラクターを商品化する為の資料として
当時はせいぜいイラスト位で、各部を撮った写真
なんて非常に少なかった様です。
普通はヒーロー以外の怪人などは正面の写真しか
残っていないのが一般的です。
特に今回製作しているキングフラッシャーは
番組が13話で打ち切られた中で9話まで
出演していたので有りそうですが
やはり正面と正面斜めの画像しか有りません。
それなのに作り始めてしまったんですね。
製作に使った資料
もしかしたら誰かが作ろうと思うかも知れませんので
何をどの様に参考にしたか書いておきますので
参考にして下さい。
朝日ソノラマ版 宇宙船 1987年6月号 Vol.36
特集/突撃ヒューマン
の4ページ左下に掲載されている7cm程の画像を
製作するサイズに拡大しています。
この写真は番組放映期間中に撮影された物の様
です。
素立ちのポーズはフィギュアを製作する時の
ゲージとしては格好な資料となります。
但し、これだけでは足りないので他の資料を集め
て行きます。
次に購入したのが当時販売されていたレコード。
日本コロムビア「突撃!ヒューマン!!」
これには表紙と中と合わせて2つ掲載されていますが
これで、頭を左右正面斜めから見た形状が判明しました。
因みにレコードの写真は番組宣伝用に撮影会が行われた
時の物の様です。
そして最後に手に入れたのが
天田印刷加工株式会社のミニカード。
頭を下向きから見た形と、青い服の脇が
どの様な形になっているか判明しました。
このミニカードの写真もレコードと同じく
宣材として行われた時の物ですね。
但し最初に書いた通り、背中がどうなっているのか
判りませんでした。
実はこの時、「円盤戦争バンキッド」に登場した
ダブリュス中尉の衣装がキングフラッシャーの
物を改造した物ではないかと気付いたのですが
他に2体のフィギュアを製作する為
時間が無いので、この時は諦める事にしました。
悩んだ末、フラッシャー軍団の戦闘員の帯が
バッテン状になっているのですが
後ろにも帯が有ったのを見て
キングフラッシャーも同じデザインラインならば
胸にある白い十字ラインも背中にあるだろうと仮定して
付ける事に。
2008年当時はこの様にして製作しました。
今回、販売する事もあり、2度目となるので
背中をハッキリさせたいと思ったのですが
これでかなり苦労する事になります。
それについては次の機会に書きます。
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