照ノ富士が好きです | 45G ジタバタのんびり行くさ

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京都に引っ越してきて、なんかバタバタしてます。歳をとって新しい場所でなんだかぶつかりながら毎日を送っています。

今まで相撲をあまり見てこなかった

というより

見る時間がなかった

その時間はいつも職場だったから

 

子どものころは

相撲をよく見ていた

学校で相撲もよくしていた

今の子は全然しないけど

相撲も野球も遊びで覚えた

今は遊びで覚えるのは

ドッジボールだけになってしまったと思うけど

 

時間がいっぱい

あまるほどできたので

相撲を見るようになった

 

照ノ富士は強い

別格に強い

今場所、霧島が横綱に挑んでいるけど

ちょっとまだそこまできてないと思ってる

 

照ノ富士を好きになったのは

照ノ富士が下から再びあがってきてからのこと

 

昔から照ノ富士は強かった

身体も大きくて(今より)

その頃の照ノ富士はなんか

不遜というか

俺様は・・・みたいな感じがしてたというか

なんかえらそうな感じが

テレビの画面からでもわかるぐらいだった

ちょっとなあとぼくも思っていた

 

あの稀勢の里が横綱になったときに

稀勢の里が勝った相手が照ノ富士だった

稀勢の里がけがをしてのぞんだ一番で

これに勝てれば横綱になれるという一番

照ノ富士は負けた(あらららら)

そのとき

照ノ富士は完全にヒール(悪役)だった

体重の重さも災いして

照ノ富士は両膝を痛め

幕下まで落ちた

 

そこから這い上がってきたのが

今の照ノ富士

すごいですねえ

そんな横綱他にいません

いや、ものすごく苦労した

辛抱した

練習した

再び注目された照ノ富士は顔つきが依然とまったく違っていた

どうだ強いだろう

俺が俺がという雰囲気がまったくなくなっていた

きちんと相撲を取ろうという雰囲気が伝わってきた

大変なことを自分の力で越えてきた

本物の強さをもっているように見えた

 

照ノ富士はモンゴルの人

モンゴルの人ってやっぱり

日本人とメンタリティが違う

あの白鳳にしたって

勝つことを最優先させていたように思う

照ノ富士との戦いでも

ものすごい張り手をかまして

絶対照ノ富士には負けないという意地を見せた

横綱の品格なんて感じさせずに

それはそれでいいのかもしれないけど

なんかなあと思った

照ノ富士は正々堂々と戦っていた

 

照ノ富士はほんとの横綱らしい横綱だと思う

品格をぼくは感じる

両膝のテーピングが痛々しいが

変化など絶対しない(ま、動けないと思うけど)

横綱らしい横綱で

とても美しい

特に心が

 

一度ダメになった人が

再び持ち直して前よりよくなると

絶対って言っていいほど

精神面での成長を感じる

 

しんとした雰囲気の中

強い気持ちをもち続け

勝ち続ける

すごいとしか言いようがない

膝がもういつだめになってもいいような気がするんだけど

自分ができる限りのことをしようとしているように見える

いい姿だ

この頃の子どもは相撲を見なくなってるから

話してもわかんないのがすごく残念

 

地獄を見て

心がきれいになって帰ってくる

これ最高ではありませんか

道徳の教科書に絶対にのせたいけど

のらない方がいいと思う

 

休場も多くて(膝がもう)

それでも必死に土俵に帰ってくる

照ノ富士がいないから

とんでもないところから

優勝力士が出てくる

大関は昔に比べてどんどん落ちるし

(大関経験者って言われてるね)

昔に比べて実力の差がなくなってきている感じがする

でも

照ノ富士は別格

照ノ富士だけが強い

 

千代の富士

貴乃花

朝青龍

白鳳

名横綱は大関になってすぐ

横綱になった

 

照ノ富士もそう

それだけの力がある

加えて地獄からの横綱

好きになるのも当たり前


今日も荒っぽく勝ってましたねぇ