義母と娘のブルースを考える | 45G ジタバタのんびり行くさ

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京都に引っ越してきて、なんかバタバタしてます。歳をとって新しい場所でなんだかぶつかりながら毎日を送っています。

 

 

ブルースは正確に言えばブルーズですよね

ぼくはミシシッピデルタブルーズとか好きです

真夏に味噌煮込みうどんを食べるような

どうでもいいことですけど

 

義母と娘のブルーズはぼくの大好きなドラマです

あれ以上に好きなドラマはないです

 

ほとんどドラマは見ないのですが

なんとなく偶然途中から見始めて

あのほら貝の鳴く音とか

綾瀬はるかのぶっとんだキャラクターとかが

気に入って楽しく観ていました

 

最近はお正月特番にもなっているので

今年も観ました

さっきセブンイレブンであんパンも買ってきました

 

いい話なのですけど

どうしてなのか今から考えてみます

 

まず、出てくる人がみんないい人です

まあ、毎回問題が出て、それが解決されて

ハッピーエンドになるんですよね

でも、これはこの種のどんなドラマにもあてはまるし

 

要は綾瀬はるかのしていることが

精一杯の愛情から出てきているものなのですが

それがビジネスの世界に変換されて

実現していくということでしょうか

ビジネスの世界から読み解く愛情物語とでもいうのでしょうか

 

問題を捉え

ビジネスの問題として分析し

どういう考え、プロセスで解決していくか

ということでは?

一般普通の生活と綾瀬はるか演じるビジネス最前線(のような)との

ギャップがおもしろい

上白石もかがいたって普通の若者であることもいいですね

ビジネスマンと普通の人の交流がなんだかコミカルで

(あのパン屋とか不動産屋さんとかですね)

うまくかみ合っていくその流れが見ていておもしろさを誘うのでしょう

 

いい人たち同士だからこそ始まる勘違いとか

勝手に先回りしておかしな行動に出るとか

そいういうおもしろさがあります

綾瀬はるかが閃いたときにほら貝が鳴りますし

コミカルなうちに話が展開されていきます

 

今回でも

娘の就職問題、就職活動

  ↓

娘の結婚

  ↓

大樹の母親問題

  ↓

ガンの勘違い

  ↓

結婚式まで母子の思いやり

  ↓

結婚式

  ↓

母の転落からの三途の川

  ↓

エンドロールで示されるハッピーエンド

 

という具合に流れていきました

その間に流れていくのは

すべては、みゆき、亜希子、大樹の母のための行動だったと思います

どうすればいいのかを考えて行動に移していくことが

楽しく

思いやりのあるもの

だったのでは、と思いました

 

 

これってぼくはコーチングなのではと思って観ていました

最近やたらと出てくるようになったコーチング理論ではと思っていました

スポーツ指導していればよくわかります

また、

学級経営をしていてもよくわかります

どうすればみんなうまくなるのか

うまく育っているのか

その方法ですね

コーチとしてもっていたい心や

言葉かけなどの方法

 

あの番組をみていればよくわかります

人の成長を促すには

まず、自分ではなく相手の目線で考える

周りの様子をよく知る

相手のしあわせを願い

よろこぶ

 

例えば大樹のお母さんの風水

なぜそれに頼っていたかを

その原因を考え、推測し、

母親の気持ちに寄り添う

その結果、母親の気持ちを結婚OKにする

そういう話に満ち満ちているのです

 

最後に

みゆきが

「死んでも長生きしてね!!」という言葉に

母、亜希子が心を込めて育ててきた結果

自分の方に愛情が戻ってくるという

美しい話になっています

それは亜希子であるから

義母であるから

なのかもしれません

 

亜希子から愛情をもらい

亜希子から生き方を学び

亜希子に愛情を返すという

美しい話

最高じゃありませんか

 

でもね、素直にそんなことドラマにしたって

今の人は喜びませんて

だから、亜希子をスーパーキャリアウーマンにして

すごいキャラクターを演じさせて

ビジネスの中に愛情を

愛情の中にビジネスを取り入れて

おもしろ楽しくドラマをすすめたのでしょう

 

終わっちゃって残念です

 

綾瀬はるかが演技がうまいと思ったのはこのドラマを観てからです

上白石もかが変わってないのもうれしかったです

 

あんパンは160円ぐらいしました

食べてみました

ふつうのあんパンより

あんこがおいしかったです