人生の半分以上をここで過ごしてきたんだ | 44G 走りながら考える

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44年間の教員生活を終えました。昔のこと、今のこと、くだらない話、教育の話、まじめな話、毎日のフツーの日々、本、音楽、映像など、その日の気分で書いていきます。

思えば人生の半分以上をこの家で過ごしてきたことになる

引っ越しは今までの自分を振り返らせてくれる

 

走れないので森林公園を歩いてきた

いつものコースを歩く

 

まあ、走ったり、歩いたりしているとあれこれととめどなくさまざまな思いが出てくる

葉の色のちょっとした色の変わったこと

実をつけた木

落ちているどんぐり

宮澤賢治

森の形の変わらなさ

池の水の減っていること

イノシシの掘り返したあと

ちょっと出っ張った石

自転車でここを走ってよかったころのこと

ひとりで病気の後芝生にすわってたこと

夏、走った後火の玉になってたこと

冬は足の先があったまるまで30分かかったこと

 

でも一番思うことは

自分が変わったことと変わらないこと

今でも

音楽を聴き

本を読み

運動することを続けている

高校生のころからちっとも変ってない

聴く音楽は変わり

読む本は変わったけど

やっぱり根っこの部分は変わってない

 

先生になってからは大きく変わった

はじめはもうみなさん知らないだろうけど

金八先生(武田鉄也)みたいな先生がいいと思ってた

だけど、子どもには通じなかった

それから

岩下先生と伊神先生に出会い

変わった

たくさん本を読んだ

 

先生の中で

自分が出会った先生たちの教育方法でよかったものを使っている人がある程度いる

ぼくもそんな感じだったけど

変わってからは

まったく出会った先生の方法を捨てた

というより、もっといいことをたくさん知った

インプットすればアウトプットしたくなる

その繰り返しで楽しく過ごすことができるようになった

やっぱり

「自分から」が

一番大事

 

引っ越し二日前

まだ片付けが終わっていない

今日はこのへんで失礼します