教室の先生のいすはどうなってる? | 44G 走りながら考える

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44年間の教員生活を終えました。昔のこと、今のこと、くだらない話、教育の話、まじめな話、毎日のフツーの日々、本、音楽、映像など、その日の気分で書いていきます。

 

どの教室にも先生用の机と椅子がある

いろんな椅子があるけど

この前まで勤めていた学校の椅子は

キャスターがついていた

ころころってころがる椅子

楽しいよね 乗る感覚かな

 

ぼくのクラスの子は

いつもぼくの椅子にすわって遊んでいた

すわっているだけならいいんだけど

押して遊んだり

ひどいときは後ろから押してどれだけ進むか喜んでた

うん

どのクラスでもそうだったね

なんでかいつもそう

キャスターがなくてもさ

10年前 20年前 30年前 そうだったなあ

他のクラスの先生の椅子は?

それがそんなにすわられてないんですよね

若い先生の中にはすわられてることはあるけど

 

ぼくは去年67

6年生なのによろこんじまってさ

男の子も女の子も

ぼくが「どいてくれよ」と言っても

どいてくんないときもあった

笑顔で

はぁ? でしょ

ぼくは自学帳をみなくちゃいけない

忙しいんだって!!!!

 

子どもってわかってんだよね

この人のならすわっていい

すわってよくないって

こんな超高齢のじじいのいすにすわります?

すわりますねえ

 

ぼくには「すき」がある

だからその「すき」につけこんですわっちゃうんだよ

その「すき」ってのは何だ?

ぼくの身体のまわりに漂っている「ゆるさ」とでも言うものかな?

ほとんどのことは「まあ、いいじゃん」ですませるから

なんとなく自由を感じさせるものかな

このせんせいならOKみたいなことなのかもしれない

 

だけど、子ども勝手にはしない

自由が通れば勝手がまかり通り

教室は荒れる

ひどいときには学級崩壊が。。。。

でも、ぼくのクラスはそんなこと起こらなかった

怒る?叱る?ときはきちんとそうするけど

 

大きな声で歌は歌えるよ

きれいな歌も二部合唱もできるよ

そうじだって、手を抜かない

 

さてさて、考えてみてください

 

ぼくのクラスのこと少し続けてみましょうか → つづく

 

今日は歩くだけ

月の形は十三夜?ちょっとまだ小さいね

 

 

LIXILのトイレ最中
校外学習でもらった
ナイス!