我々は、人の体に直接触れさせていただく仕事
私がまだ修行しているころ
恩師から、いつもこんなことを言われていた
「施術家になろうと思うなら、まず手を作れ」
と
当時の私の手は、なんだか汗ばんで冷たかったように思う
これは施術家としては致命的である
施術家たるもの
常に温かくドライでなくてはならない
以前、キネシオテーピングの生みの親である
加瀬会長の手を触らせていただいたことがある
ぷにょぷにょで、温かくて、ドライなのだ
肩に置かれるだけで、安心感がある
こうでなくてはならない
整体の学校時代の後輩に
私よりも手が冷たく湿っている人がいた
「先生、どうすればこの湿り気は取れますかね~~」
ただ一言
「意識です!」
ばっさりと切り捨てられていた
意識で治せなんて
現実的ではないと感じられるかもしれない
しかし、実際意識していると
冷たくて湿った手は、暖かく乾いた手に変わっていく
その代わり、
しっかりと意識し、精進しないとだめなのだが・・・・・
ここに来て
「先生の手は、本当に暖かいね」
とよく言われるようになった
私の手も
やっと施術家の手に
近づいてきたのかもしれない