長女 完全な不登校になるまで ③ S先生との出会い | Baby my Love~のんびり幸せライフ~

長女 完全な不登校になるまで ③ S先生との出会い

教室で涙を流して以来、しばらくは小学校と距離を置くことにしました。


ただ、学校の配布物があったり、先生が長女の様子を知りたいということで、1週間に2回ほど放課後に来てくださり、長女が先生の前に姿を見せることもありました。


このままもう行かないのかな?と思っていたんですが、思わぬ転機が。先生が、別室登校を提案してくださったのです。
そして、その別室の教室を担当していたS先生のおかげで、長女が再び登校するようになりました。


S先生は、一般の教師とは立場が違い、市から学校に派遣された先生でした。
まずは長女と会ってみたいということで、我が家に来てくださいました。

その時に長女にかけてくれた言葉は、今でも忘れられません。

「頑張って頑張って、疲れちゃったんだよね。大丈夫よ、気にすることないから。今は休憩が必要なんだよね。家で好きなことをして、しっかり休んで、心の栄養を蓄える時期なんだよ。」


長女は頷きながら聞いていました。
表情はあまり変わらなかったけど、内心はとてもホッとしたんじゃないかな。


それからもS先生は長女に会いに来てくださり、先生が作った色々な物を持参しては、長女に見せてくれました。S先生は、びっくりするくらい手先が器用で、可愛い物をたくさん作っていました。

「先生はこういうのを作ったりするのが大好きなの。◯◯ちゃんも好きなんだよね?一緒に作れたら嬉しいな」その言葉に興味を示す長女。

先生が帰った後に、「ママ、S先生が作ったの、凄かったね。どうやったらあんなに上手に作れるんかね?」なんて言っているのが、凄く嬉しかったです。


それからしばらくして、長女はS先生と一緒に登校するようになりました。他の生徒に会わなくて済むように、時間をずらしての登校です。

別室教室では、勉強の時間もあるけれど、ほとんどが好きなことをして過ごします。
S先生と長女は、本が好き、工作が好き、絵を描くのが好き、など、とにかく共通点がたくさんあり、凄く気が合ったみたいです。
S先生が子どもの頃に好きだった本をわざわざ自宅から持ってきてくれて、読ませてくれたりもしました。


休む時もあったけれど、学校に行った日は帰ってきてからその日作った物を見せてくれたり、S先生と話したことを教えてくれたりしました。
その様子から、別室教室での時間を楽しんでいるのが伝わってきて、保健室で過ごしていた時とは娘の様子や表情が明らかに違ってるのに気づきました。

そしてなんと、冬休みが開けてからは、自分一人で登校できるまでになったのです。

私も本当に嬉しくて、長女から学校での出来事を聞くのが凄く楽しみでした。