長女 完全な不登校になるまで ②
先生も娘の心の負担を考えてくださり、毎回教室に誘うことはせず、娘の好きな図工がある日などに教室に誘ってくれていました。
このまま少しずつでも教室に入れる時間が増えていけばいいなと思っていたのですが、ある日先生から連絡がありました。
話を聞くと、その日は娘の友達も一緒に保健室に来て、先生が教室に誘い、悩みながらも頷いたのでみんなで教室に行ったら、娘が席に着いて涙を流していた、ということでした。
無理してたんでしょうね。
その話を聞いて、私も涙が出そうでした。
先生や友達は、決して無理には誘ってない。
でも、娘は無理していた。そういうこと。
娘は凄く真面目な性格です。
相手のことも、凄く考える。
きっと、教室に誘いに来てくれるのを、毎回断ることは出来なかったんだと思います。
だから悩みながらも教室に行った。でも本当は行きたくなかった。
それからは、保健室にも行かなくなりました。
今なら言えます。
無理して行っても意味がない。
無理矢理登校させても、またどこかで不登校になる。自分の力で不登校を乗り越えなければ、また同じことの繰り返しになる。
でもこの時はそんな風に考えられなかった。
私もいっぱいいっぱいだったから。
どうしたらまた学校に行ってくれるか、そればかり毎日考えていました。
娘には、「ゆっくりでいいからね」などと声をかけておきながら、心の中では焦っていました。
結果、娘が教室で涙を流すことになってしまいました。
そこから、一度小学校と距離を置き、娘の気持ちがまた小学校に向くまで見守ろうと決めました。
娘から動きがあるまで待とう。
そう決心した翌日には、ずっと待っててずっと動きがなかったらどうしよう、と早くも気持ちが揺らぐ。
でも無理矢理行かせても意味がない。
そんな葛藤の中で毎日を過ごしていました。
いつまで見守ればいいんだろう。このままだと学年が終わってしまう。どうしよう。
心の底には常に不安しかなかったです。
③へ続く