昨日、2ヶ月半ぶりのリプロ受診してきました。
その記録です。
とても気分が乗らない受診でした。
・2人目治療お休みしてから心身ともに調子よかったのが、治療再開でまた悪化するのが嫌
・転座やPGTの検査をどうするのか、旦那と話し合ったものの旦那の意見と私の意見の違いでモヤモヤが残ったままだった
・もう一人っ子でいいと思う一方で、ダメだったときにすんなり諦めがつくか自信がないし2人以上子どもが欲しいと言っていた旦那に申し訳ない気持ちがある
(もう治療がうまくいかない前提で考えている)
などの要因があったからだと自己分析。
結果、受診して先生と相談できたのは良かったです。
(イニシャルIの女性の先生でした)
新しい提案をしていただいて少し前向きになりました。
ただ、夜帰ってきた旦那に話そうとしたときにメンタルが落ちました。
この人、本当に分かってないし関心ないんだな、と。
不妊治療は夫婦2人のもののはずなのにやっぱり私1人で戦っているみたいに感じて、孤独感とさみしさで少しだけ1人で泣きました。
こういう時は寝たら大体治るので早く寝るべきなのは分かっていましたが、メンタルが落ちている時は翻訳の作業がめちゃくちゃ進むので、ついついいつもと同じくらい夜更かししてしまいました。
今朝起きたら無事メンタル回復していました。
昨夜はブログの記録ももういいや、と投げやりになっていましたが、回復したので書いてます。
そしてどうせブログに記録書くなら、もうこれ読んでもらえばいいじゃん、ということで。
この記事をアップしたら旦那にリンクを送って読んでもらいます。
旦那へ
この記事、最後まで読んでね。
あと今日も保育園送り迎えありがとう。
保育園のグッズ一式忘れていったのにはびっくりしたけど笑
では本題の昨日の受診記録を。
⭐️D9受診 検査と相談
診察前の採血やエコーはなくいきなり診察へ。
最初、午後1番で診察室5番の前に呼び出されたけど、出てきた院長が呼んだのはあとから来た患者さんの番号。
「?」と思っていると今度は診察室11番の前に呼ばれて「????」でした。
何だったんだろう?
11番でI先生と対面。
何回か書いてきましたが、テンション低めで淡々とした感じが医師をしてるときの私に似てる気がして勝手に親近感を抱いている先生です。
まずこちらからお伝えしたのが3点。
・前回D先生から勧められたとおり不育症の採血を受けに来た
・内膜炎については再検査するか再検査なしでビブラマイシン飲むことを勧められていて、もう検査なしでビブラマイシンを飲んでおきたいと考えている
・転座とPGT検査について
D先生からは金銭面の問題がなければ転座やPGTなどで卵の因子を調べるのも手と言われた。
夫は卵への影響が未知なのでPGTは怖い、自分たちの転座を調べるのは卵に影響がないからいいのではないかと。
ただ、私自身は自分たちの染色体を調べて結果を知るのは怖いと思っている。今日また相談したいと思って来た。
まず転座、PGTについて、
20代の時の卵だし1人出産もしているので、何かあるとは考えにくいが、検査したい、でも不安があるというなら、遺伝カウンセリングを。
専門家に相談するのが1番なので。
と言われました。
予想通りの回答。
うん、そうだよね、分かってた。
そのための遺伝カウンセリングだよね。
私はそこまで詳しくないので、はっきりしたことは今言えないです
とも言われて少し驚きました。
でも適当なことを言わずに、このように正直に言ってくれるなんて信頼できるいい先生だと思いました。
それからじっくりカルテを確認して、私の2人目治療の経過と今後の方針について、総じて次のようなコメントをくれました。
(実際にこう言ったというより、私とI先生のやりとりをまとめた総括です)
まだ検査していないことや試していない治療があるみたいなので、やはり卵を調べるよりもそちらを優先した方がいいのでは?
流産ではなく化学流産で終わっているので不育というより着床障害にフォーカスを当てるべき。
銅・亜鉛の項目は出産後検査していないので検査した方がいい。今日、帰りに不育症の採血と一緒に検査しておきましょう。
着床障害でまだ試していないのは移植周期のピシバニール・プレドニン投与。
あと着床の窓ずれで+1日だけど、前回の移植でまだ卵が収縮している状態で移植して一番hcgが出ているので、もしかしたら細かいズレがあるのかも。ただし当日の卵の状態はその日にならないと分からないので狙っていくのは難しい。
あとやってないのは胚盤胞2個移植。
それと初期胚移植や新鮮胚移植だけど、これはまた採卵が必要になる。
胚盤胞2個移植やるなら4AAと3CBの組み合わせで。2個移植することで共鳴していい効果が出ることもある。
もちろん2個とも着床して双子になる可能性もある。
ということで、
・不育症採血と銅、亜鉛の採血をして帰る
・内膜炎対策のため移植までにビブラマイシン飲んでおく(次回処方?)
・次の移植で胚盤胞2個移植にトライ
(・移植周期のピシバニールとプレドニンについては保留)
・転座、PGTはそれでもダメならやるか検討
という感じに。
銅・亜鉛の結果は1週間くらいで出るそうなので、ちょうど1週間後に結果を聞きに行くことにしました。
I先生から、
今周期タイミングか人工授精かしますか?
遅れるけど排卵はするようなので
と聞かれました。
予想外の提案にびっくり。
そうか、妊娠のためにとにかく何か今できることを、という患者さんが多いんだろうなと推測。
振りかけでの受精率も低めだったし、今周期は何もしないで大丈夫です
と辞退しました。
(本当は、最近夫婦仲が良好すぎるから排卵のタイミングを見てもらっても見てもらわなくても変わらないし、と思ったのは内緒)
私は普段、診察で先生に対して「感情 」について話すことはほとんどありません。
ダメでも比較的冷静に次どうするのか淡々と話し合うタイプ。
お金と時間を使う以上は、建設的な実のある話し合いをして成果を持ち帰りたいという効率主義者です。
でも今回の診察では結構「感情」の話をしてしまいました。
よほど弱っていたのか話しやすいから話してしまったのか。
「PGTで何か出たらと思うと怖い」
「自分の染色体情報を調べるの怖い」
「もう採卵はしたくない」
「2個移植してかすりもしなかったら悲しくなりそう」
などなど。
私にしては珍しく感情吐露してしまいました。
時間としてはそこまでかかっていないと思いますが、退室の際、
長々と話聞いていただいてありがとうございました
とお伝えしました。
スッキリしたし、2個移植を試すという提案に少しだけですが希望が持てました。
(双子リスクやダメだったときのダメージが怖いけど)
まあその後、旦那とのことでめちゃくちゃメンタル落ちるのですが。
昨夜は旦那に対して
もっと関心もって、自分でも色々調べるとか行動で示してほしい
と思っていました。
感情面ではたしかに「もっと寄り添って、行動で示して」と叫んでいるのですが、一晩寝ていつもの自分に戻ると、
よく考えたら旦那が今から勉強やリサーチするの効率悪いな
私の方が知識あるし、それを共有すればいいや
と落ち着きました。
めんどくさい寂しがり屋なのか、冷静な効率主義者なのか、どっちなんだい?
という感じですが、今のところ効率主義が勝っています。
少なくとも次の移植周期がはじまるまでは安定していたいものです。