2人目不妊治療の方は、先日のER biome再々検査の結果待ちです。


多分次回のリセットで移植周期に入るので、通院や移植できる日を逆算しつつ、2/19からピル内服開始しようかと。


順調に行けば3/15あたりが移植日になるかな?





今日のメインは仕事の話。



↑の記事に仕事のことについてまとめています。


医師(もうすぐフリーランス)

×

Kindle作家

×

翻訳家


が今の私の職業です。




いよいよ年度末も近づき、医局と大学院を正式にやめてフリーランスになる日も近くなってきました。


もう研究の引き継ぎも終わり、外勤以外は執筆と翻訳に集中できる、ほぼほぼフリーランスの状態ではありますが。


年度末で医局派遣の外勤の一部を辞めることにし、

翻訳の仕事もありがたいことにもう1つご依頼いただき、

医療ライターの仕事もはじまり…


ということで、少し変化がありました。



⭐️手放したor手放す仕事


・翻訳校正

・医局派遣の外勤の一部(丸一日外勤)


⭐️入ってきたor増やす仕事


・医療ライター

・翻訳(ポストエディット)

・訪問診療(4月から増やす)



去年はじめた翻訳校正の仕事は、1月からお休みさせてもらうことにしました。


思えば最初からタイミングの悪さがつきまとっていました。


去年3月、トライアル課題が来た直後にあんなことが起き、

初仕事は10月の化学流産とモロ被りで、夕方まで動けない日が数日続くなか、夜に少しずつ作業を進めて何とか納品。


その後も何か少し違うな、という感じで。


校正のトレーニング・Wordの設定・翻訳支援ツールの使い方習得などなど、多くを学ばせていただけたのは良かったなと思います。


が、翻訳校正に時間を使うなら執筆や翻訳に時間を使いたいと思うようになったのと、日英翻訳の仕事が決まったことも相まって、もう辞めることにしました。




入れ違いで1月からはじまったのが、医療ライターの仕事。


↑の記事で書いた通り、起業した先輩の会社からの業務委託です。


ライターと言っても、今のところレビュー(他の医師や医師以外の人が書いた解説をチェック・修正する)の仕事しか回ってきていません。


大体週2本くらいのペースで来ます。


自分の知識と診療経験が活かせるのでやりがいがありますし、あまり診療経験のない疾患についても、文献を参照しながらチェックしていく作業がとても勉強になります。


法務鑑定(の中の医療鑑定)もそうですが、医師免許を活かしつつ家でもできる仕事は貴重だしありがたいなと思います。




一方、外勤の方はというと。


医局をやめるので当然医局派遣の外勤は全部なくなる


…と思いきや、なんと半分は4月以降も続けることになりました!


・月1回土曜午前の外勤は、近所だしいいかと思って続行。


・月1回平日午前の外勤は、むしろ勤務日を増やしてほしいと先方から打診され、少し遠いけど働きやすい環境なので月2回に増やして続行。


他の丸一日外勤の2つは医局にお返しすることにしました。


そもそも医局やめるのに医局派遣の外勤を続けるのが変なんですけどね。


旦那は薄笑いしながら


「ほんとに医局やめたの?」


とコメントしてました。


なんだかとっても「都合のいい女」感がありますが、私にとってもこっちの方が都合がいいのです。


今は医者バイトを斡旋してくれるサービスも多く、探しやすい時代ではありますが、


・やはり条件は医局派遣や同期が紹介してくれたところの方が圧倒的に良い

・勝手が分かっているので新たに適応するストレスがない


ということで、今もやっている医局派遣の外勤の一部をそのまま継続することに決めました。


・医局も人手不足だから私が外勤続けたら助かる

・先方も私のことを既に知っていて安心(多分悪く思われてないはず)


とトリプルwin状態。




丸一日の外勤は手放しました。


他でも定期でやるつもりはありません。


午後の外来って大体どこも開始時間が遅く、昼休みが長くても時給は発生しないしトータルの拘束時間が長くなるだけ。


終わりの時間も遅いから保育園のお迎えができない。


だから、1日フルでやるなら外来じゃなくて訪問診療の方がいい


と判断して、月1回平日昼過ぎまでの訪問診療のバイトを

隔週(第1、第3、第5週)9:00-17:00

に増やすことにしました。



大学院の先輩に紹介してもらったこの訪問診療のバイト、とても良いです。


・働く時間や日程の相談ができる

・コーディネーターさんが予定を組んでくれて車で連れて行ってくれるので、余計なことを考えなくて済む、診療に集中できる

・早く終われば早く帰れる(お給料は変わらない)


特に2番目の項目がありがたいです。


外来に来る患者さんを待ち構え、来た患者全員を診る一般的な外来と違い、診る人数や順番が予め決まっています。


今日はどれくらい混むかな

この患者さんは追加検査になりそうだから先に診るか

すごく待たせちゃったな


などなど、診療以外のことを考えなくて済むのが楽!


そして3番目の項目。


外来だと受付終了までは絶対帰れないし混んでると帰りも遅くなりますが、

訪問診療だと時間超過することはなく、急なキャンセルが出るとすごく早く終わることも。


保育園の送りを旦那に頼まなくていいのもポイント。



訪問診療だとできる検査も処置もかなり限られるので、スキル維持という意味では劣るかもしれませんが、

クリニックでの外来診療よりもさらに地域に密着していて、患者さん一人ひとりとじっくり向き合うことができます。


その人の生活や人生の最後の過ごし方といったものが垣間見えるのも興味深いです。


実は、医学生時代・初期研修医時代は高齢者医療に興味があり、訪問・在宅診療も面白いと思っていました。


結局は某マイナー外科医になり、こうしてフリーランスのパラレルワーカーになり、どんどん王道から外れていってる…


ように見えて、高齢者医療・訪問診療という最初に興味を持った分野に回帰しているのは不思議で面白いですね。


結局はそこか、と。


私の専門は生死に直接関わるような科ではありませんが、QOLに直結する科です。


自宅や老人ホームなどで人生最後の時を過ごしている方のQOL維持に少しでも貢献できたらいいなと思っています。




ということで、4月以降の外勤は


・メインは訪問診療

平日隔週(第1、第3、第5週)9:00-17:00


・医局派遣の外勤は2種類


月1回土曜午前→継続

月1回平日午前→月2回に増やす


・医局派遣以外の外勤は2種類


不定期で月2-3回平日午前

不定期で数ヶ月に1回の土曜午前


・臨時


よく臨時代診を頼まれるところがあります。

頼まれたら行くスタンス。




のような感じに。


残りの時間は執筆と翻訳に当てられます。


翻訳は、以前書いたものの他、別の作家さんからもご依頼いただきました。


日英翻訳のポストエディット(機械翻訳で出力した訳がおかしくないかチェックすること)です。


先にご依頼いただいた日英翻訳は納期なし、

後からご依頼いただいたポストエディットは納期あり


なので、申し訳ないですが後から来たポストエディットの方を今メインでガンガン進めています。


やっているうちに、自分の中で語彙がどんどん蓄積し身についていくのを実感しています。


やればやるほどスキルアップ、スピードアップしていく


本当にご依頼いただけてありがたいです。


執筆も、書きたいものが増えてますます充実しています。


これからもがんばります!


以上、お仕事の話でした。