突然のご報告ですが、このたび本を出しました!
記念すべき初出版です!
本といっても商業出版ではなく、kindleの方です。
なお、タイトルにある通り、この作品の印税は寄付します。
詳しくはこの記事の最後に書きます。
「勇気を出して推しのkindle作家に会いに行ったら人生変わった」
↑こちらの作品です。(リンクの貼り方、これで合ってるのかな?)
8月上旬から書き始めて、2ヶ月でひと通り書いて、ここ半月はずっと直しやら表紙作りやらにかかりきりになっていました。
今回の作品は、今年の春夏に私の身に起きた出来事について綴ったエッセイです。
例の3月の出来事からしばらくは通常のブログ記事が書けなくなり、8/12に復帰した際の記事こちら
で、
『ここ1ヶ月弱でまた色々ありまして、人生が変わった、と言ったら大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それくらいの大きなインパクトのある一連の出来事がありまして。』
と書いた『色々』が今回の作品のメインです。
ブログには書いて来なかったけど、7月から8月にかけては、本当に目まぐるしく人生が進んでいく感じでした。
3月の出来事についても触れています。
アメ限で吐き出すだけにしようと思っていましたが、結局このこと抜きには語れないなと思い、書いてしまいました。
もちろん、関係者の方々のプライバシーや身バレのリスク等を考慮し、かなりぼかして書いています。
もし、アメ限の内容が気になっていたという方がいらっしゃるなら、こちらの作品をどうぞ。
先日、関係者の方にアポを取り、出版の許可をいただきに行ってきました。
原稿持って新幹線に乗って、弾丸日帰りで。
本を書いたと話したらかなり驚かれましたが、快くお許しいただきました。
ありがとうございます。
本作品のあとがきにも書いているのですが、今回執筆しながら思いがけず色々なものが無意識から上がってきたようで、執筆って本当に奥深くて面白いと感じました。
執筆楽しすぎるので、今後もkindleでエッセイなり小説なり、何かしら書き続けると思います。
いつか、童話や絵本も書いてみたいな、とも考えています。
絵は描けないけど。
kindle出版は副業としてやる人も多いみたいですね。
不労所得は確かに魅力的ですが、私の場合は外来バイトが好きだし充分稼げるので、
売れる本を書いて稼いでもらうぞ
というより、
自分が書きたいものを書く
それが誰かしらの心に響いたり、生き方や考え方に影響を与えたりしたら、なお良し
というスタンスで書きました。
そもそも売れる本を書こうとしたって書けないですし。
マーケティングも何も分かってない、世間知らずなただの医者なので。
医者という肩書きを振りかざせば、それなりに売れる健康本は書けるのかもしれませんが、そういうのはあまり好きではないので多分やらないかな。
ということで、売れたいという気持ちで書いた作品ではないのですが、
せっかく書いたからには読んでもらいたいな
という気持ちもあり、こちらのブログでも紹介させてもらうことにしました。
読んでもらえたら、そしてよかったらレビューもいただけたら嬉しいです。
ペンネームがナズナになっていますが、ナズナというのは私のX(元Twitter)アカウント名です。
ブロガーとしてはラン
Xアカウント名とkindle作家としてはナズナ
ややこしいですね。
どっちも植物の名前ですが、由来は全然違います。
『ナズナ』は↑の作中でも由来を書いていますが、産後つらかった時に本当に適当に作ったアカウント名から派生した偶然の産物です。
ブロガーの『ラン』は
妊活→卵子→ラン
というしょうもない連想ゲームからつけました。
Xアカウント作った時には、まさか自分がkindle出版するなんて思ってなくて、ブログと連携させる気も微塵もなくて、ランという名前は使いませんでした。
大事なペンネームなのに由来が適当すぎるけど、ナズナという名前は結構気に入ってます。
↑の作中にXアカウントとこのブログのことも載せています。
なので、「こういう本を出しました!」と周囲の人に言うと、私のXアカウントとブログが自動的にバレます。
が、バレてもいいので、何人かの友達と実母、義父母には言います。
見られて困ることは多分あまりないし、今後も誰に見られていようと気にせず書きたいこと書いていくつもりだけど、
義父母には不妊治療のことは言ってなかったのと、旦那の愚痴を書きまくってるから、なんか申し訳ないな、とは思います。
義父母が見るか見ないか分からないけど、ついでに普段言いづらいこと、ここに書いておきますね。
おかあさん、おとうさん
ここ見てるか分からないけど、私、こう見えて旦那実家の皆さんのこと結構好きですよ。
大昔に書いた記事で、
学生時代、初めて一緒に帰省して家族の皆さんに会わせてもらった際に、どんな印象を受けたか、一緒に過ごしてどう感じたか
について、正直に書いた記事があります。
記事のリンクは貼りませんけど、探せばすぐ見つかると思います。
結婚して6年半、色々ありましたが、基本的にあの時から変わりません。家族になれて良かったと思ってます。
不束者の嫁ですが、今後ともよろしくお願いします。
って、突然の私的メッセージ大変失礼しました。
最後、出版のことに話を戻して、少し真面目な話を。
稼ぎたいと思って書いた本ではないのですが、読まれると印税が発生します。
・kindle unlimited会員の方の場合、読み放題で読んでいただいたページ数に応じて1ページあたり約0.4円が入ります。
・電子版を有料購入(450円)いただいた場合、70%が印税として入ります。
・無料キャンペーン中は unlimited会員でなくても無料で電子版を読めます。11/3の17:00から11/7の16:59まで無料キャンペーンです。
・紙で読みたい方はペーパーバックでもお求めいただけます。Amazon側で印刷して配送してくれます。印刷代がかかるので980円と、電子版よりお高くなっています。
1冊売れるごとに発生する印税は、印刷代引かれて約16円。
という感じです。
で、先日とあるkindle出版関連の交流会に参加しまして。
参加者の中に、何年も前から海外へ寄付を続けている方がいまして、その方の『もし出版したら印税は全部寄付しようかな』という言葉が、なぜか交流会翌日になって突然再び頭に浮かんで、
そうだ、この作品の印税は寄付しよう
と、ふと思いました。
外勤先に向かう途中で、3月のあの出来事に関連するある物が視界に入ったタイミングでした。
本当は、3月のあのような悲劇が繰り返されないように、直接再発防止につながるような寄付先があればよかったのですが、残念ながら再発防止は金銭的な理由だけでなく技術的にも難しいらしく。
なので、↑で書いた関係者の方にも相談し、あの人と深く関わりのあった地元の某NPO法人に寄付することにしました。
具体的な法人名を書くと、どの地域のどんな人が関係しているのか分かってしまうので、ここでは書きませんが、
この作品の印税は全額、某NPO法人に寄付します
どのくらいのスパンかは具体的にはまだ決めていませんが、数ヶ月〜1年分まとめて寄付し、その都度報告します
そう決めました。
思い返してみれば、私は3月の出来事にすごくショックを受けてかなり引きずりましたが、
だからと言って、再発防止のための社会的活動や、社会貢献につながるような行動は何一つして来ませんでした。
そこから色々あり、執筆を始めて、この作品が出来上がりました。
寄付しようと思いついた時、
3月の出来事が原点となって私の身に起きたこと、考えたことをまとめた本作品こそ、今までできていなかった社会貢献の手段にするのがふさわしい
と思いました。
私に文才というものがあるかは分からないけど、そしてどれくらい読んでもらえるか分からないけど、
私が書いた文章が作品になり、印税という成果を生み、それを寄付して社会に還元することができたなら、こんな嬉しいことはない
と心から思います。
これを読んで、偽善とか自己満足とか思われる方もいるかもしれませんが、別にどう思われようと構いません。
私の本心です。
もし交流会に行かなかったら、こんな考えは自分1人では多分思い浮かばなかったと思います。
企画してくださった方にも参加者の皆さんにも感謝です。
この作品のテーマの1つでもありますが、本当に縁というものは不思議で面白いですね。
これからもどんどん世界を広げていきたいです。
以上、途中で話があちこちに飛んでしまいましたが、初出版の報告でした。
読んでもらえたら嬉しいです。