16日、仕事帰りに(熱田)秋葉山圓通寺の火渡り神事を見に行ってきました。

近くですけど、初です。

 

お寺なのに神事とは..これいかに??

というのはよそに置いておいて..

秋葉大権現、天狗の三尺坊と同一視される火伏せに霊験あらたかな神様だそうです。

三尺坊は戸隠・越後で修行し、神通不思議の妙力を得て生身のまま天狗となり、

白狐にまたがり飛行昇天したとのこと。

社伝によると、

『境内は宮簀媛命が夫の日本武尊より預った草薙剣を奉じて熱田神宮を造営された際、この神剣と一体になって火難より救い、中部地方の平定を助けた秋葉権現を祀った「秋葉社」の地にあたる』とある。

さらに『白鳳年間(六七三〜六八五)に加賀の白山神社を開いた泰澄大師が錫を留め、自ら十一面観音を造作した...』

今年いろんなところでご縁を頂いた白山系神社との繋がりがここにもあった。

 

 

本堂の大屋根には天狗の団扇の屋根錺がある。

 

 

火防..火を治めるということはものすごい力があるということ。

毎年お札をいただいてきて我が家の玄関にいていただいているのですが、

今年は阿部文珠院の結界札を貼っているので、今年はなしです。

家じゅうお札だらけなのもいかがなものかと思うので。

 

 

 
18時すぎ、まだ人は少ないです。
 
 

 
藁の上に薪がしきつめてありました。
 
縄で囲まれた場内はみな裸足です。
緑色の法被を着た先達が榊󠄀‥寺だから樒かな..
お祓いをして場内を回っていましたが、
その姿が神社の神主のようにスマートでなくて、
野暮くささがかえって天狗に見えて笑えました。
 
 

 
19時すぎ、神事のあと火床に火が付けられました。
 
キャンプファイヤーや火の舞という
火の演出を実際にやっていたので、火の扱いには慣れていると思いますが、
火床の火の色がきれいで見惚れていました。
余分な色が全然混ざっていない火。
あんなきれいな色の火初めて見たかもしれない。
神様の火だからと言えばそうかもしれませんが、
きちんと管理された薪だということがよくわかりました。
 
 
先達の火渡りから始まり信者と次々に渡っていきました。
火傷はともかく、はじめの人たちは熱いと思いますよ。
 
 
信者の次は一般参拝者も渡り始めました。
 
 
こんな子供も渡っていきました。

来年は私も渡ろうかな。
 
 
毘沙門天王
 


ちょっと厄介な仕事を押し付けられたのでなんとかして、
本当は阿智神社に行って、温泉に入ってきたいのだけど..
 年末に熱田神宮と秋葉山に来て、
今年も終わりです。