お盆にたら汁を作り父の仏前にお供えしました。

(嫁は実家も浄土真宗なので故人への供養には違和感があると言って笑っています ガーン

 私は母方の地元(曹洞宗)で育ってきたので.. )

私が小学生の頃2〜3回、夏に日本海の青海海岸に連れて行かれた。

私の子が小学生の頃にも、爺さんたちと青海海岸に行った。

泳いで、海岸で翡翠さがしをして..

そこではいつもたら汁を食べた。

鱈の旬は冬だけど、それは浅場に来てたくさん穫れるということで、

身はこの時期がうまい。

鱈の身に細切りした大根とねぎを入れて、糀味噌を入れて汁を作る。

具はそれだけ。エアコンで冷えた体にはほっとする。

私の仏前にも供えてくれるように頼んでおいた。

我が家の夏の味。

 

 

長瀧白山神社拝殿にて

 

 

最近、縁というか、業と言うほどのものでもありませんがそんなものを改めて意識することがありました。

私のことではありませんが「結果そうなるんだ..」といった類のものです。

30年も前からわかっていたこと。

まわりを思いやると他にも似たようなことが..

本来の流れと違う選択は、長い年月をかけて元の流れに収束していくのだなと。

わからないことですが..

 

そんなこともあって何かもやもやとしたものがあり、郡上、石徹白(いとしろ)に向かいました。

白山信仰の美濃側の登拝口。

今年は菊理媛神とご縁があるような気がしていて、

本当は白山比咩神社に行こうと思っていたのですが、なんか違うような気がして..

それと最初は一人で媛と逢引きに行くつもりだったのですが、

前夜に嫁が急に行きたいと..

 

 

 

名古屋から2時間ぐらい..8時過ぎに長滝白山神社に着きました。

ご祭神は菊理媛神と伊弉諾尊、伊弉冉尊。

伊弉冉を追って黄泉の国に行った伊弉諾でしたが、その変わり果てた姿に逃げ出してしまった。

伊弉諾、伊弉冉の争いの仲介をし、諭したのが菊理媛神とされる。

黄泉の国..命を司る神。そして縁結びの神とされる。

 

 

 

 

拝殿です。

一目見て驚きました。こんな拝殿見たことがない。とにかく見事です。

 

 

 

 
なんて言うんだろう..歴史というか..
信仰..人々の思い..
目には見えない、でも確かにある
いろんなものに満たされている..
そんな空間です。
 

 

ご本殿を中央に、白山三山の神を祀る別山社、越南知社が並びます。
 

 

同じ敷地内に長瀧寺という天台宗の社がありました。

中は覗いてみましたが暗くてよく見えませんでしたが、阿弥陀如来様がいらしたようです。

 

 
長瀧寺の横の奥に白山千蛇ヶ池の霊泉が湧き出しています。
三回飲むと体内の毒素が排出されるそうです。
 

薬師堂
 
 

 
社務所と宝物殿です。
私が来た時にはまだ開いていませんでしたが、開館の時間が書いてありませんでしたので、
人が来たのを見ておばちゃんが開けるようです。
あまり宝物殿には入らないのですが、気が向いたので入ってみることに..
一室で阿弥陀如来様と脇侍他の仏様がいらっしゃいましたが、これまた見事で見入ってしまいます。
願わくば阿部文珠院の様にいすを置いておいてほしかった..
善財童子様は優しいお顔をしていらして、会話に今にも反応しそうな気がしました。
 
 
結局この寺社に2時間近く居ました びっくり 。
この後、石徹白の白山中居神社に向かいました。
 
 
 
 
後で聞きましたが、嫁もこのところいろんなものが溜まってきていてそれを排出したくて付いて来たということでした。
気が付きませんでしたが、中居神社に向かう車内で涙が溢れてきていたそうです。
嫁は私より感受性が強い。