東野圭吾の作品は20冊は読んでいると思う。
正直、はずれ作品もいくつかあった。
しかし、一番多いのは『あぁ、おもしろかった。』という何の変哲もない感想が湧いてくるものだ。読み終わった後に特に印象に残るものがない。そういった意味では、『これはないだろ』などと思わせてくれるはずれ作品の方が秀でているのかもしれないが。
この『流星の絆』は、『約束』・『容疑者Xの検診』と同レベル、つまり自己ランキング上位に位置する作品だった。
それは手元に置いておきたい本の1冊になることを意味する。
これは、推理小説にして愛の小説だと思った。
それも、単なる1男と1女の愛ではない。
親が子を、子が親を、兄が妹を、妹が兄を、それも1組ではなく沢山の家族の。
あらゆる愛が絡み合ってできている。
それが、とても重くて 切なくて 羨ましくもあって 共感できたりできなかったり。
人類愛すべてが含まれたような作品。
人は愛がなきゃ生きていけない。
でも、その愛が時に悲しい残酷な働きをする。
ハッピーエンドな様で、煮え切らないこの気持ちはなんなんだろう。
望んでたはずの結果なのに納得できなくて。
いくら取り返そうと努力しても、取り返せないものが切なくて悲しくて。
世の中に絶対悪なんてないのかもしれないと思いながらも、みんなどっかに悪の赤ちゃんを持ってるはずで。
それを孵化させちゃ絶対いけない。
もし孵化させてしまったとしたら…
その悪は、最終的に全て自分に返ってくるんだって。
そんなことを考えさせられる作品でした。
正直、はずれ作品もいくつかあった。
しかし、一番多いのは『あぁ、おもしろかった。』という何の変哲もない感想が湧いてくるものだ。読み終わった後に特に印象に残るものがない。そういった意味では、『これはないだろ』などと思わせてくれるはずれ作品の方が秀でているのかもしれないが。
この『流星の絆』は、『約束』・『容疑者Xの検診』と同レベル、つまり自己ランキング上位に位置する作品だった。
それは手元に置いておきたい本の1冊になることを意味する。
これは、推理小説にして愛の小説だと思った。
それも、単なる1男と1女の愛ではない。
親が子を、子が親を、兄が妹を、妹が兄を、それも1組ではなく沢山の家族の。
あらゆる愛が絡み合ってできている。
それが、とても重くて 切なくて 羨ましくもあって 共感できたりできなかったり。
人類愛すべてが含まれたような作品。
人は愛がなきゃ生きていけない。
でも、その愛が時に悲しい残酷な働きをする。
ハッピーエンドな様で、煮え切らないこの気持ちはなんなんだろう。
望んでたはずの結果なのに納得できなくて。
いくら取り返そうと努力しても、取り返せないものが切なくて悲しくて。
世の中に絶対悪なんてないのかもしれないと思いながらも、みんなどっかに悪の赤ちゃんを持ってるはずで。
それを孵化させちゃ絶対いけない。
もし孵化させてしまったとしたら…
その悪は、最終的に全て自分に返ってくるんだって。
そんなことを考えさせられる作品でした。
