【読書記録】ジャック・アタリ『教育の超人類史』を読んでみました


最近はなかなか本を読む時間が取れず、SNSのやわらかい文章ばかり追っていたのですが…。

久々に硬めの一冊、ジャック・アタリ『教育の超人類史』を読みました。


きっかけは、上司に薦められたから。

「これからの教育を考えるうえで大切な視点があるから」と渡されて、挑戦してみたのですが……正直、難しかったです


読んでみての感想


この本、全体的に参考文献の省略が多いので、背景知識がないと「ちんぷんかんぷん…」となる部分もありました。

ただ、最終章の「これからの教育のあり方」に触れているところは、上司のビジョンとも重なる部分が多く、現実の仕事と結びつく実感がありました。

「なるほど、こういうことが言いたいのね」と腑に落ちるところも多々。


世間一般の評価は?


Amazonや読書レビューを見てみると、やはり「難しい」「抽象的でわかりにくい」という声が多い一方で、

歴史的な視点から教育を大きな流れで俯瞰できる

現代教育が抱える課題を未来にどうつなぐか、考えるきっかけになる。

といった肯定的な感想も目立ちます。

「さらっと読める本」ではないけれど、じっくり時間をかけて考えたい人には価値がある一冊という評価が多い印象でした。


個人的な気づき


私自身、最近は軽い読み物ばかりだったので、久しぶりに硬めの文章に向き合うと文の咀嚼力が落ちているなぁ…と痛感。

「リハビリが必要だ!」と思いました。

やっぱり、SNSだけでなく、こうした骨太な本を少しずつでも読んでいくことが、思考の筋トレになる気がします。


📚気になる方はこちらから


もし「教育の未来」や「学びのあり方」に興味がある方は、挑戦してみて損はないと思います。





読むのに体力がいる本ではありますが、その分「自分の頭で考える時間」を取り戻せる感覚もありました。

次はもう少し軽めの本と交互に、読書のリズムを整えていこうと思います