こんにちは。

幸せと笑顔を運ぶ薬膳マイスター&食生活アドバイザーの東山(ひがしやま)です。

 

今日のラッキーはすき焼きなので、さやえんどうや人参を入れた、すき焼き風煮で薬膳です。

鍋物として、牛肉、焼き豆腐、ごぼう、玉ねぎ、えのきなどの具材を食べるのがすき焼きとすれば、すき焼き風煮は具材はすき焼きと同じようなものが入り、各自に盛り付けて食べる煮物料理の仲間。

具材の運気や薬効は風水も薬膳も同じですが、鍋物としての運気は少し違ってきますね。

 

風水では、丸い鍋を囲む鍋料理は、家庭円満につながる家庭運アップのメニューとされ、

たくさんの具材が入るので、総合的に運気が上がります。

牛肉は仕事・健康・財運・金運、さやえんどうの緑は健康運、えのきなどきのこ類は財運と不動産運アップ。

豆腐は信頼関係・人間関係・恋愛運を上げ、ごぼうや玉ねぎは根気・根性・粘り強さをつけてくれます。

特にほしい運気があれば、その具材を中心に摂ることもできますね。

 

薬膳では、牛肉は体を温め胃腸を丈夫にして、気力を高めてくれる滋養強壮食材といわれ、体の機能を多面的に高め、免疫力を上げてくれます。

余分な水分を取り除き、むくみや関節痛などの症状を改善する作用もあります。

消化吸収しやすい鉄分を多く含み、貧血予防にも効果的です。

さやえんどうは脾・胃の働きを高め、エネルギーを補ってくれます。

体内の湿気を取り除いてくれるので、むくみや下痢の改善につながります。

豆と緑黄色野菜の薬効をあわせもち、生活習慣病予防などにも役立ちます。

人参は血を養い、肝の働きを整え、貧血予防や目の疲れ・視力低下の改善に作用します。

βカロテンが豊富で、免疫力を高め、がんの予防や老化防止の効果も期待できます。

ごぼうは食物繊維が豊富で、腸を整え、体の老廃物を取り除き、動脈硬化予防などに有効です。

腎機能を高め、滋養強壮、尿の排出を促すなどの作用のほか、熱を冷ます、炎症を鎮めるなどの働きもあります。

たくさん食べると体を冷やすので、体を温める食材と一緒に食べましょう。

玉ねぎは体を温め、気や血を巡らせ、新陳代謝を活発にしてくれます。

血行促進、血液サラサラ効果、血栓予防、動脈硬化予防などにも効果的です。

胃の働きを高めて、消化促進、胃もたれの改善などにも作用するので、胃腸が弱りやすい梅雨どきに摂りたい食材のひとつです。

梅雨どきには胃腸が弱りやすいので、牛肉などの甘味の食材を中心に、ごぼうなどの苦味の食材、玉ねぎなどの辛味の食材を組み合わせるとバランスがよくなります。

 

今日は何を入れてすき焼きを食べますか?

今日もラッキーで美味しい食事を笑顔でどうぞ!