こんにちは。
幸せと笑顔を運ぶ薬膳マイスター&食生活アドバイザーの東山(ひがしやま)です。
今日は豆腐料理と刺身がラッキーなので、江戸時代の豆腐料理本・豆腐百珍から豆腐と卵のふんわりメニュー「ふはふは豆腐」で薬膳です。「フハフハ」ではなく「フワフワ」です(^^)。
江戸時代の豆腐料理本・豆腐百珍の中からテレビ番組で紹介されていた「ふはふは(フワフワ)豆腐」を少しアレンジしました。
もめん豆腐ミニ2丁(200グラムのものを2丁)は、水切りしてすりつぶす(フードプロセッサーでもOK)。水切りは、豆腐をキッチンペーパーで包んで軽く重石をして30分ほどおくか、急ぐ場合は、キッチンペーパーに包んで電子レンジで1~2分加熱する。
卵3個をしっかり泡立て、豆腐と塩少々を入れて混ぜ合わせる。
かつお昆布だし3カップに、塩小さじ2/3、しょうゆ小さじ1/3を入れて煮立て、沸騰したら、お玉1杯分ずつを、そっと流し入れ、ふたをして3分ほど蒸し煮にする。
粒こしょうを10粒ほどラップに包み、すりこぎでたたいて、粗くつぶした割りこしょうにする。
豆腐を器に盛り、割りこしょうを載せたら出来上がり。
※子どもさんなど、こしょうは無理という方はすりおろししょうがでもOKです。
風水では、豆腐は人間関係運と財運アップの食材といわれています。
真っ白で四角い豆腐は、北と東北の方位のパワーを持ち、北方位は男女の親愛や家族の信頼をアップさせ、東北方位は財運と不動産運を高めてくれます。
ピリッとした割りこしょうは運気にカツを入れ、仕事運アップ、卵もやる気を表し、金運も上げてくれます。
薬膳では、豆腐は大豆の加工品で、薬効は大豆とほぼ同じとされますが、大豆が温性なのに対し、豆腐は水分が多いので寒性になります。
水が体内にこもった熱を冷まし、肝の高ぶりを抑えて、血圧を安定させます。
豆腐は消化しやすいけれど体を冷やすので、温めたり、こしょうやしょうがなどの温め効果のある食材と一緒に組み合わせたりして、温・寒のバランスをとりましょう。
また、豆腐の良質なたんぱく質は肝機能を上げてくれるので、お酒のお供にもぴったりです。
こしょうは胃腸を温め、滞った気をおろし、血行を促進します。
辛味成分のピペリンは消化や血行を促進し、代謝をあげてくれるのでダイエットにも効果的といわれています。
カリウムも含んでいるので、余分な水分や塩分を排出、むくみや高血圧の改善にも役立ちます。
今日は何の豆腐料理を食べますか?
今日もラッキーで美味しい食事を笑顔でどうぞ!