願いが叶いにくい時、そんな時には何かしらの要因があります。
引き寄せが上手く行かない、何をしても望む変化が起こらない、
随分と前から同じ願いを抱き続けている…など、そのような状態になるのには
やはり理由があり、そういった理由を知る事で対処できる事もあります。
願いが叶いにくい時シリーズ8
願いがコロコロ変わっている
この「りんーご」は、ハート型のワッペンが欲しいと思っています。
ある時は水色のハートがいいなと考え、ある時は紫のハート、ある時はオレンジのハートと、
その時々の気分や周りからの影響によって”自分が欲しいものの特徴”をコロコロ変えています。
これが、願いがコロコロ変わっているという状況です。
■願いが沢山あるのは大丈夫
日々過ごしている上で、もしくは色々な経験を得て、
沢山の欲しいものがでてくるかもしれません。
もしかしたら、毎日新しい願いが産まれているかもしれませんね。
そういった色々な種類の願いは、どれだけ持っていたとしても大丈夫です。
むしろ、そうやって新しい願いを思い描き、新しい素敵に思いをはせるのは良い事です。
アナタが幸せだと感じる状況や経験が沢山あった方が、
社会にとっても世界にとっても良いはずです。
それだけ、社会の中にある喜びや幸せが増えるからです。
■願いの方向が定まっていない
問題になってくる「願いがコロコロ変わっている」状態は、
特定の願いの形がコロコロと変わってしまっている事を指します。
例えばですが、理想の恋人像でこれは起こりやすいとされています。
素敵な人を見かけた時、私はこういう人とお付き合いがしたいと願ったとします。
仮にこの人をAさんとしましょう。
この時、自分の意識はAさんのような恋人を望む方向に向いています。
別の日に、とても素敵な夫婦を見かけました。
その夫婦のうち、自分の恋愛対象となる人に憧れを持ち、
私はやっぱりこういう人と交際がしたいわ。と願ったとします。
仮にこの人をBさんとしましょう。
この意識を持った時、Aさんのような恋人を望んでいた意識が、
Bさんのような交際相手を望む方向へ切り替わります。
またある時にはCという芸能人にときめき、こんな人と付き合いたいと思います。
また、ここで意識の方向性が変わります。今後はCのような人に向きました。
こんな風にして、自分の理想とするパートナー像がコロコロと変化してしまうがために、
自分が望むような相手を引き寄せる事が困難になります。
結局のところ、どこにも意識が向いていないからです。
エネルギーは、自分が意識を向ける方向に向かって流れていきます。
理想のパートナーと出会いたいのなら、どんな特徴を持った人がいいのか、
紙に詳細まで書き記すようにすると良いと言われています。
自分が惹かれる人たちに共通する部分を探すのも良いでしょう。
願いは集中するか、漠然とさせるか、どちらかが良い
■理想のパートナーについて
先の例えで理想のパートナー像について書いたので、この続きを書きましょう。
「私はこういう人と付き合いたい」「こういう人と恋愛/結婚がしたい」という
明確な思いがあるようなら、その特徴を紙に全て書き出してみましょう。
そういったものがなく、交際後に何がしたいとか、結婚したらこうありたいとか、
そういった願いがあるようなら、その願いに集中してみましょう。
例えばですが、友達のように仲の良い夫婦で在りたいと願っていたとします。
その時には、パートナーと一緒に友達のように仲良く過ごしている自分をイメージして下さい。
この際、どのような人となら仲良くできるかをイメージするのもいいでしょう。
上記のような明確な思いが存在せず、ただ「良い恋愛/結婚をしたい」という思いだけが
あったとしましょう。その場合は、内容を完全に天(宇宙/潜在意識)に任せてみて下さい。
ただし、自分が「良い恋愛/結婚」に抱いているイメージだけはハッキリとさせて下さい。
理想の相手がどんな風なのかわからないし、理想の関係もよく分からないというのなら、
自分が一番幸せを感じられる恋愛/結婚を願い、それに最もふさわしい相手と望んで下さい。
この場合、自分が想像つかなかったような相手との出会いがあるかもしれませんが、
それを受け入れましょう。受け入れられないのなら、何か望みがあるという事です。
それを明確にした上で、もう一度願いの意思決定を行ってみましょう。
■理想の仕事について
お仕事についても同じです。
したい、もしくはなりたい職業があるのなら、そこに向けて意識を集中させます。
効果的なのは、すでにその職業についている自分をイメージして、
その仕事をしている自分の感覚をたっぷりと”今”味わう事です。
そのようにしていると、思いがけない方法で理想の職に就けたりする事もあります。
その方法がどのようなものになるのかは天(宇宙)の采配によるので、
あまり「どんな風に願いが叶っていくのか」と考えすぎない方が良いでしょう。
特になりたい職業はなく、仕事先の雰囲気や給与に願いがある場合は、
遠慮せずにそれを天や宇宙に願うようにして下さい。
自分の中に「無理」とか「これはダメだろう」という思いがあると叶いません。
仕事はこれが起きやすいので気を付けて下さい。
自分にはこの程度とか、このくらいの給与がもらえる仕事は忙しすぎて無理とか、
そういった考えで自分の可能性を狭めないように気を付けましょう。
何がしたいのかは分からないが、自分らしく満足の出来る仕事に就きたいと願うのなら、
アナタ自身の魂の導きに従うようにしてみましょう。
この際は、どういった職に就きたいとか、どれだけの給与を得たいとか、
そういった考えを持つ事よりも、自分の魂を信頼して、
その導きの先が喜びに満ち溢れていると信じる気持ちが大切になります。
仕事は好きではないので働かずに自由に過ごしていきたいと思うなら、そう願ってください。
ですがこの願いは、今の社会では罪悪感が生じやすいものですし、
自己否定感が高まりやすいものでもあります。
ですから、そんな否定感や罪悪感は捨ててしまいましょう。いい意味で開き直ってください。
「しなければいけない」事は何もありません。
自分の望みに蓋をして、それを表に出さずに自身に嘘をつき続ける方が問題です。
そういった歪みは他の人や社会にも悪影響を与えますから、先ずは素直になる事です。
■理想の経済状況について
毎月これだけのお金が欲しいとか、このくらいのお金を扱える人になりたいとか、
そういった明確な金額の願いがあるのなら、それをハッキリと提示するようにして下さい。
私はこれだけのものが欲しい。これだけのお金を扱える人物になりたい。
そうなるのだ、と決意してください。そうなれるのだ、と信じて下さい。
毎月どれだけのお金が必要か金額を提示できない、大きなお金を扱いたいという欲求もない、
ただ、お金に困るのは嫌だし、欲しいものは買えて、行きたい場所には行けて、
そういったお金の自由は欲しいと思うのなら、その自由をイメージしてみて下さい。
お金に困っていなくて、好きなものを買って、好きな所に行って、
潤沢に貯金があって、将来に安心できている、
そういう自分をイメージしてその状態を”今すぐ”に味わってみましょう。
その状態になるに必要なだけのお金が引き寄せられやすくなります。
もちろん、これも無理と言う感覚があると叶いません。
仕事とお金は直結している事が多いので、仕事への思い込みを癒すのも良いと思います。
それぞれにあったお金との付き合い方がありますから、自分に最も合ったものを望みましょう。
■肉体的な事に関して
美容面に関する願いで最も効果的なのは、今の自分を受け入れる事です。
ここが気に入らない、ここがもっと痩せて欲しい、これが好きではない、
どうして自分はこうなんだ、あの人は綺麗で羨ましい、こんなんじゃだめだ、
そういった考えで自分を責めながら、
自分の外見が望むように変わってほしいと考えている事は珍しくありません。
ですが、これでは”自己否定”が基盤となってしまっています。
結局、満足できる自分ではなく、否定したくなるような自分が現実に現れてしまいます。
否定的な思考を助長してしまうような考えには目をやらない事です。
自分自身を大切にする事を助けてくれる考えや情報を沢山見つめましょう。
それが、アナタを綺麗にしてくれます。
健康面に関しても、自分自身に対して抱ている認識がものすごく響いています。
自分は○○だと思い込めば、本当にその通りになります。
私の亡くなった祖父は何度検査しても心臓は丈夫できれいだと言われていましたが、
「そんなはずはない、自分の心臓は悪い、手術しなければ」と信じ込んでしまったため、
本当に心臓の病気を患い、彼が想像していた通りに手術をする事になりました。
身体は正直です。病気には自分の思考が反映されている事も珍しくありません。
ルイーズヘイ女史は、病気と思考のパターンを観察して、
その対処法として効果的なアファメーションを提示してくれた偉大なるヒーラーです。
彼女の書籍「ライフヒーリング」は特定の病気とそれに付随しやすい思考パターンを
記載したとても素晴らしい本です。思考面からのケアが必要と感じるならば、
彼女の本を参考にするのも良いと思います。
【自分が抱いている願いに集中した方が良い時】
私は”こうなりたい”という思いを持ち、
尚且つその思いを明確にイメージする事が出来る時。
例≫世界中で活躍できるミュージシャンになって多くの人に感動を届けたい
例≫私はこういう特徴を持つ人とこんな結婚生活を歩みたい
例≫私は毎月このくらいのお金が欲しくてそのお金をこんな風に活用したい
例≫私は自分の魅力をもっと高めたい
【自分が抱いている願いに集中しない方が良い時】
”こうなりたい”というものが思いつかないか、
”こうでなければ”というような考えになっていたりする時。
自分が望みを達成している所を明確にイメージできない。
もしくは、願いの基準が”他人の判断”になってしまっている時。
例≫会社勤めをしなければ安心感は得られない/とりあえず働かなければ
例≫人がうらやむような結婚生活を送りたい
例≫どれだけのお金があればいいか分からないからとにかくいっぱい欲しい
例≫今のような姿は恥ずかしいので変わりたい
【自分が抱いている願いを漠然とさせた方が良い時】
何がしたいとか言う思いはないが、体感したい感覚はハッキリとしている。
例≫毎日を安心して暮らしていたい
例≫毎日の仕事を充実させたい/満足できる仕事につきたい
例≫愛を感じる関係性を築きたい
例≫自分をもっと好きになりたい
【自分が抱いている願いを漠然とさせない方が良い時】
はっきりとした願いの形があり、なおかつそれを明確にイメージできる。
※自分が抱いている願いに集中した方が良い時を参照
自分が望んでいる状態をハッキリとイメージできるのなら、
願いの形をしっかりと固定してしまった方が良いです。
そうではなく、体感したい感覚/感情だけはハッキリとしていて、
明確なヴィジョンが無いという時には、
自分が味わいたいと思っている感覚/感情に集中して、
それがどのような形で叶うのかは天や宇宙に任せるようにして下さい。
明確なヴィジョンを持てない時に無理に固定されたイメージを作ろうとすると、
願いの形がコロコロと変わってしまう事が起こりやすいからです。
これも良い、あれも良いと目移りしやすくなってしまいます。
「こうなりたい」と言う自分をありありとイメージできる場合は、
「すでにそうなっている自分」の波長を放つ事ができるので、
その現実を創りやすくなっています。
こうなりたいというものが明確にはなく、
「こういう感覚/感情を得たい」というものがあるのなら、
その感覚/感情に今ここで集中する事で、その感覚/感情を体感できる現実が作られます。
この方法の場合、自分がどんなことをするのかは分かりません。
ですから、幸せの形はこうだとか、安心するためにはこうでなければとか、
そういった考えからは自由になっておく必要があります。
ハッキリとした願いの形があるのなら
・目標を紙に書いて部屋に飾っておく
・毎日それを実現した自分をイメージする
・自分にはそれができると信じる
・不安になった時には成し遂げた自分をイメージする、もしくは大丈夫だと自分に伝える
・自分の願いのために必要な行動を毎日少しづつでもとるようにする、小さな事からで良い
・「こうなったらいいな」ではなく「こうなる」と意図する
・このような方法で目標を達成した人のマインドや価値観を参考にしてみる
・人から何を言われても気にしないようにする、気にしてしまう時には少し休んでエネルギーを充足させよう
・自分が信じる事を行っていこう
体感したい感覚/感情があるのなら
・今すぐここでその感覚/感情が味わえる事を行う(見る、考える、読む、聞く)
※楽しい気分で毎日を過ごしたいと考えているようなら、今ここで楽しい気分になる事を行います。例えば楽しい気分になる音楽を聴く、楽しい気分になる事を考えるなどです。
※注意してほしいのは、何か特定の出来事が起こらなければその感覚/感情を味わう事は出来ないと考えてしまう事です。例えばですが、楽しい気分で毎日すごすためには、自分の配偶者の協力が必要不可欠だと考えていたとします。この考えに意識を向けている間は、楽しく過ごしたいと思っているから、配偶者にはこんな風になってほしいという願いを抱きやすくなり、その通りに行かないとイライラして「ちゃんと望んでいるのにどうして上手く行かないのか」と考えやすくなってしまいます。そうなると、楽しい波動どころかイライラした波動、思い通りにいかない現実に焦りを感じるような波動を自分が放つ事になるので、楽しい現実ではなく、楽しいと感じられない現実が創造されやすくなります。
※「経済状況に安心したい」と願っていたとしましょう。望んでいるのは”安心”です。お金が入って来る、お金の入る予定ができる、そういった事が起きれば自分は安心できると考えていたら、そういった現実が起こらない限りずっと不安を感じ続ける事になります。こうなると、自分が体験したい安心を今ここで得る事は難しくなりますし、自分が望んでいる経済状況の安心も実現する事が出来にくくなります。「お金の安心を願った、それはいつやって来るのか、早く安心したい」という気分でいる時に自分が放っている波動は不安です。ですから、自分が引き寄せる現実は不安なものになります。望んでいる「経済状況に安心したい」というものとはかけ離れた波動を自分が出してしまっているので、願いが実現する可能性はすごく低くなっています。大切なのは、今ここで”安心”を感じる事です。布団にくるまれている時に安心できるのならそうしてください。瞑想したら安心できるのならそうしてください。何に安心できるかは人によって変わるので、自分がたった今ここで即座に安心を得られるものを選択し、それを実践します。考えている通りになれば欲しい感情を得られると固く信じているようなら、先ずはその考え方から変えていくようにしなければなりません。
・できる限り継続的に自分が体感したい感覚/感情に意識を向け続けるようにする
※朝起きてから夜寝るまでの間、できるだけ自分の感覚/感情を心地よさの方向に向けるようにします。
※自分の好きなものに触れるようにするとやりやすいです。身の回りを自分の好きで固めたり、定期的に好きなものに触れる時間を使ったり、そのために自分のエネルギーを使うようにします。
※可能な限り心地よくなる事を考えて下さい。ネガティブな考えは避けた方が良いので、SNSやテレビなどのメディアとの付き合い方は慎重になりましょう。
・不安や心配に意識を向けないようにする
※不安と心配はアナタにとって望まない現実を創り出すファクターになってしまうので、極力このような感覚を生じさせる意識や考え癖からは距離を置きます。不安感の強い人や心配性の人が側にいる場合、その人からの影響を受けてしまうので「私は私、アナタはアナタ」という意識をしっかりと持つようにしながら、エネルギーを保護する力を強くもつものを身に着けたり、プロテクトになる方法をとるようにして下さい。
※心配している内容や不安を感じている内容がとてもリアルなものだと感じられ「こうなったらどうしよう」という恐怖心が湧き出てくる時は、自分が考えている”心配の内容”や”不安の内容”が現実になると信じ込んでいます。その思考回路を変えていきたいので、心配や不安が強い時には、ポジティブな気分になれたり、安心感がたかまったりしやすい本などを見るようにして下さい。引き寄せの法則などのスピリチュアルな本の方が、この感覚を得られやすいです。
どちらを行うのにも勇気が必要ですが、世間一般的に言われている勇気は前者のものです。
後者で必要になる勇気は「委ねる勇気」で、信じる心が大切になります。
自分を信じるというよりも、神・宇宙・潜在意識のような、
自分よりも大きな力をもった存在の采配を信じる心が大切になります。
この姿勢はどちらかと言えばよくない事として認識されてしまっているので、
いつまでも自分で何とかしようとしてしまい、上手く行かない事が多いです。
スピリチュアルな方法で伝えられているのは主に後者、
前者もスピリチュアルな方法で語られる事がありますが、多くは自己啓発になると思います。
また、この2つは全く別の方法という訳ではありません。
今回2つに分けているのは「願いがコロコロ変わる」という状態を避けるためであり、
ざっくりと今の自分がどちら側にいるのかを確認するためのものになります。
最初は委ねる方法から入って、後から望みに集中する方法に入る事も勿論あります。
また、望みに集中しながらも、神の采配に自分を委ねる必要が出てくる事もあります。
先ずはざっくりと自分がどちらに当てはまるかを見て、
自分がどんな事を望んでいて、どんな状態にあるのかを確認してみましょう。
それだけでも、ポジティブなエネルギーが放たれるものです。
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