私は私のままでいい
私は掛け替えのない存在だ
私は愛されている
自己肯定感は、身に着けていくものでは無く、既に持っているものです。
産まれた時から持っているものですし、この世界にあるものは肯定だけです。
世界というよりも宇宙は常に「YES」だけで動いています。
植物の種は、殻を破り、根を出し、栄養を吸収し、大地から芽を出します。
どれだけ劣悪な環境であったとしても、種は種の機能を持っている限り、
自分という存在を生かす事を辞めません。
これが、私がご説明したい、既に組み込まれている肯定感の働きです。
1つの植物の種は、他の人が幸せになる為に…という理由で大地から栄養を吸収しません。
種は自分が成長する為に栄養素を吸収していきますし、
成長した後も、花を咲かせ、実をつけ、次の世代に命を残す為に
定められた期間の間は、自分と次の世代の種を生かす為に栄養を吸収し続けます。
否定的な感覚は、当たり前のように備わっている
「自分を生かす(自己肯定)」という働きを妨害するものです。
否定は大きく分けて次の2つのような働きを創り出します。
自分に必要なだけの栄養を得る事に罪悪感を抱く
自分の特色を卑下し別の存在になろうとする
前者でも後者でも、表面的に出てくる辛さは良く似ています。
ですが、必要な働きは変わってきます。
前者の場合は「十分に栄養を受け取る事」が必要となり、
後者の場合は「自分を生かす栄養に感謝して、ありのままの自分を受け容れる」事が必要になります。
上記の2つの否定感を「ひまわり」に例えて説明します。
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【必要な栄養素を受け取らない】
ひまわりとして生まれた、ありのままの自分の事を認めながらも、
何らかの理由から自分は他のひまわりよりも価値がないからと判断し、
栄養も水も与えられているにも関わらず、自らの意志で栄養の吸収を行いません。
必要なだけの根を張らずに、自分の花を咲かせまいとします。
理由は、他の存在の方が大事だから、自分が栄養を取ってはいけないと思っているか、
自分の咲かす花はひまわりとして美しくないだろうからという思い込みが該当します。
【自分の特色を卑下する】
自分が成長する事、花を咲かせることに関しては受け容れていますが、
自分がひまわりである事に怒りと悲しみを抱いています。
自分を美しいと思ってほしい、認めてほしいという欲求は持っていますが、
持って生まれた自分の魅力を否定しているので、自分の存在を偽ります。
これは、持って生まれたものを否定される事によるショックより起こります。
ですからこちらの場合は、自分と言う存在の魅力には価値がないと思い込んでいます。
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ひまわりが咲かせる「花」を人生で感じる幸せに変えてご説明します。
前者の場合、自分には幸せになる価値がないという判断につながり、
後者は、自分は幸せになるべきだが、この自分では幸せになれないという判断になります。
どちらを抱いていたとしても、表面的に現れる苦痛や現象は同じです。
ですから表面的な事から、自分はどちらに該当するのかを見分けるのは困難です。
どちらにしろ、自己否定を肯定する為に、様々な否定的な理由を共有して身に着けています。
栄養素が殆どない場所におちたひまわりの種は、
花を咲かすことなく散ってしまうかもしれません。
ですが、この種自体は自分を生かそうという基本的な働きに、
逆らっていないと私は考えています。
上にあげた例は、十分に成長できる環境にあるにも関わらず、
その成長を阻害させてしまう考えを指しています。
肉体を生かせる十分な供給がある人々が、自分を認めて自分の人生に幸せを作れば、
多くの植物や動物たちがそうであるように、世界を生かす存在として貢献を始めます。
植物たちが自分たちを生かすように成長してくれなかったら、
地球上にある空気はどうなるでしょうか。
動物たちが自分たちを生かすように成長してくれなかったら、
地球上に在る生態系のバランスは、どうなるでしょうか。
人も同じです。人もこの世界に必要な一員として生きています。
ありのままの自分を尊重し、自分を生かす事に集中するのは、
この世界にとって必要な働きをすると言う決意に繋がります。
否定はどのような形でも、世界にとって不自然なものです。
この世界は人の社会だけでは絶対に継続できません。
他の動植物の存在が必要不可欠です。
そんな世界の一員として生きている人は、他の全ての存在達と同じように、
自分として生きる事を求められていると考えるのが、最も自然であると私は捉えています。
この世界(宇宙)に居る以上、私と言う存在が肯定されている事は
変える事のできない事実です。
その最も基本的な働きに身を委ねていこうと言うプロセスを、
今後、ブログ上でご紹介していけたらと思っています。
- - - - - - - - - - - - 全ての命に愛を… - - - - - - - - - - - - - - -
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