第6次支援活動 池田様の報告&感想
支援物資やインフラはその地区や、場所によって差異はあるが、
時間とともに災害当初のような状況ではなく、
徐々に行きとどきつつあるように感じた。
今後の支援に関しては、単に物資を集めて持って行くだけではなく、
どこで、何が、どれくらい必要かなど、詳しい情報を得ながら
動くことが必要と思えた。
今後は、ミスマッチは逆に彼等を苛立たせ、惨めにさせる要素となるし、
やもすると見下げた感覚にも陥らせる危険性も兼ねており、
細心の気遣いが必要かと・・・。
幸い、嫌な顔をされる場面は無く完遂できたが、
東北人の暖かさに救われた気もする。
今回喜んで戴ける顔はおそらく過去の支援隊よりは
少なかったように想像出来る。
私としてはそれが逆に当然であり喜ばしく感じる。
なぜなら、人間は欲望・欲求を満たすために日いちにちと向上していくのが
常であり、その気持ちが復旧・復興へつながると確信しているから・・・。
被災地の様子は・・・ 筆舌に?想像を絶する?
そんな形容を用いるような様子ではなく、太古より築き上げてきた、
生活も、文化も全て無にしてしまう、そんな自然に対する人間の
無力さだけを覚えるのが精一杯であった。
いけだ