第6次支援活動 川口様の報告&感想
この度、第6次東日本震災の支援隊(笑顔の会)として
緊急物資輸送車両で宮城県(石巻~女川)へ行き
ました川口芳輝です。同乗にて池田様、福田様と
三名の支援隊として参加しました。
2011年4月16日(土)物資の仕分け作業をボランティアの人たちの
協力により午後2時より開始して頂き
最終運搬車への積み込み作業終了が午後7時頃にて完了し
その後即時、宮城県へ向い出発をしました。
余震も幾度とあり胸中では少々心配はありますが
現地の方々からすれば・・・何のこれしき・・・。
各自動車道も順調に往路は進み宮城県石巻には
午前8時頃に到着し、今回は現地での道案内と
被災地(避難場所)としての所とそれ以外の未だ物資が
到達しえていない場所も含め、この度ご自身(ご家族)
も被災された女川町の高橋ご夫妻のご協力の下、
石巻にて合流し現地へ入り早速物資の配給を開始いたしました。
「笑顔の会」第1次から第5次までの先遣隊の方々の色々な参考なる意見や
打ち合わせを頂き過日大変な思いをされ貴重な経験をされて来た
さまざまな教訓を持ち合わせて我々はこの度の活動と
相成りました事、有難く思いました。
今回の支援物資(抜粋)・・・鶏肉50Kg、トマト1,600個、
きゅうり1,500本、りんご720個、牛乳120本(1,000cc)、
野菜ジュース240パック(200cc)、こんにゃく24個入りx100個、
卵1000個 調味料(醤油、ソース、塩、胡椒、マヨネーズ、味噌等)
セットもの含め各大量 お菓子類、その他は新品の衣類、新品の下着類、
古着(男子~女子)、男女子供服、毛布~布団~シーツ類、枕、
ランドセル20体~ピアニカ15台、お皿1,200枚、コップ(樹脂製もの)
割り箸等1,300膳、などその他多数・・・
各企業様~各個人様より、今回も其々の皆様の熱き志を代理人として
下記被災地に届けさせていただきました。
■主たる支援物資の届け先は再度女川各地域です。
地域8ヵ所です。(同場所へ2回含)4/17(日)午前8時30分より開始~
①女川~旭が丘団地(500名)
②鷲神浜堀切(わしのかみはまほりきり)(20名)
③海泉閣別館(旅館)(200名) ④女川第三小学校
⑤保福禅寺 ⑥石浜地区(15軒)☆
⑦宮ヶ崎地区☆ ⑧女川~旭が丘団地
4/17(日)午後3時30分任務完了~帰路(復路へ)・・・
何故か大渋滞(数箇所)にて・・・四時間程オーバー
今回の支援物資配給を行い、各届け先にてかなりの温度差が
出てきたものではと感じましたが各地域での皆様の
笑顔をいただけました事、何よりも子供さんたちの元気さと
笑顔が最高(再興)でした。
先発して頂いた第1次~)の折とは違い相当支援物資等が
全国各地より届いている実態、被災していない地域での
スーパーやコンビニ、又ガソリンスタンドの営業再開~、
宅配配送も配送開始など・・・日々刻々と変化している様があるように
しっかりと感じとれました。エリアによる今どこで何がどれだけという
きちんとした情報を確実にとり物資に関しても
以後は選別すべき時期にあるものと思います。
また道中、地盤沈下にともなう幹線道路などの海水の冠水は
いたたまれない状態でもあります、及び自動車の廃棄等を含め
まだまだ放置されている車両の整理も必須であると、
交通の手段としての自動車の手立て等課題が
沢山あるものと感じつつ・・・
現段階での被災者の方々の困り事は計り知れない難問も沢山ある中、
未だ安否不明の状態~(この度現地での被災なされた方の
お身内がかなりみえるもの)~身元不明の件、今後大問題とされるのは
仮設住宅の件、雇用の件、瓦礫の撤去等では無いでしょうか?
一刻も早くと言うとあまりにも簡単で無責任ですが、大災害だけに
時間は掛かるものですが国力をしっかりと出して頂きたいと
心から願うものであります。現地の現状は胸が痛むという事を
遥かに越えるもので全身から痛みが張り裂けんばかりなりです。
言葉を失うという事を改めて感じました。
過去の戦後はこのような状況であっものなのかと・・・。
「笑顔の会」の今後も、心ひとつにしてしっかりと繋げられますよう(継続)
暖かいご支援とご協力を私からも宜しくお願いいたします。 合掌
追)当日は我が三重県 新知事の「鈴木英敬(すずき えいけい)」氏が
宮城県に慰問され今後の支援の事でと思われますが訪問されており
驚きましたが、当方からも連絡を取らさせて頂きました。
しかし時間的な制約があり残念乍、会う事が出来ませんでした。
~今後の支援につきましてもしっかりと、お願いをさせて頂きましたので
ご報告させていただきます。期待いたしております。
Honda Cars四日市南
(三泗ホンダ販売株式会社) 代表取締役 川口芳輝