第5次支援活動 瓜生さんの報告&感想
7日の移動中に大きな余震があり、
その為、高速道路に通行止めの箇所が発生し、
無事現地に到着するか、心配しながらの移動になりました!
津波警報も出されて現地の状況もわからず、
四日市のメンバーの情報をたよりに
緊張感を持って走っていました。
高速道路は石巻まで残り50キロの地点で
通行止めとなり、一般道路は停電の為
至る所で渋滞が発生していましたが、
なんとか12時には女川に到着しました。
今回の予定として、雄勝町の奥地には
物資の届いてないところが、あることを
前回の支援活動の時に知ったけれど
行く事ができなかった為、今回はそこを
目指して北上していきました。
しかし、四日市のメンバーに石巻の方から
連絡があり、女川の周辺の住宅地に物資が
いってないと聞いて、さらにその方と連絡を
とって話しを聞いたので急遽、女川地区に戻り
住宅地をたくさん回りました。住宅地でも
物資のあるところもありましたが、ないところには
毎日、おにぎりとパンしかなく衣類なども
届いてないので喜んでもらえた。ライフラインで
もっとも重要な水も、給水車などでの配給もなく、
また湧き水などの場所もないところもあって、
エリアで状況がまったく違うことに驚いたのと同時に、
連携がまだまだ取れてないことに
今回の津波被害の大きさを、改めて思い知らされた。
そして、とある海岸沿いで自衛隊の皆さんが
捜索活動をしている現場で、お亡くなりになった人に
手を合わせる姿を間近でみて、ほぼ1ヵ月もたつのに
まだ発見されていない行方不明者の方々が
たくさんいることに胸を痛めた。
早く救出されることを祈ります。
また、たくさんの人々が土葬にて
集団埋葬をしていました。
心からご冥福をお祈りします。
今回の支援活動を終えて、思うことは
まだまだ、いかなくてはいけないところが
あると感じ、できる限りの支援をしていきたい!