占うのではなく、寄り添う

心理学の講師と開運似顔絵師という仕事もやっているのですが、もう一つの顔が占い師。

これでも年間で担当させていただく方は約1500人程度。

20年以上やっているけど、最近の担当数はダントツに増えています。

本日も、その占い師の師匠ともいうべき友人と話していて、しみじみ感じるのが使命です。

占い番組などで「ズバッと当たる!」という印象を持たれる方も多いのですが、占い師にも携わり方が一つではないなと感じています。

理由は、「占ってほしい方」と「理解してほしい方」といらっしゃると思うからです。

 

こういう運命だから逆らえません!
とか、「別れなさい」といわれて「はいそうですか」となる方は、そもそも占い師のところには来られませんね。

知りたいのではなく、どうしたら望む方向に行けるのかが知りたい方がほとんどだから・・・
そう、占い師は「占う」のではなく「寄り添う」ことで解決に向かう糸口を見つけていただくことが使命のような気がするのです。

 




 

 

解決しないからこそ・・・

相談者の中には、深い失意のどん底の方もいらっしゃいます。

 

昨年の春にご相談に来られた50代の女性は、外国に住む方で、ある男性の方との間にお子さんがおられましたが、長く入籍もせずに苦しい生活をされていました。

その方とは数度鑑定をさせていただきましたが、その男性と結婚することが明るい未来につながるとはならなかったのです。
正直に鑑定結果をお伝えしましたが、彼女は悩みから開放はされません。

「どうしたいですか?」
「結婚して子供たちの地位を確立したい」

でも、その男性は未婚ではありますが「誰かに縛られるのが嫌!」という方。

エニアグラム的にいうと「かなりレベルの落ちたタイプ8」でした。

彼女は「苦境に堪える芯のあるタイプ1」なので、彼女の意思に従えるように話をお聞きしました。

adviceはしていませんが、寄り添わせていただいた結果「彼に寄り添い、彼のパートナーとしての立場になります」と仰いました。

苦しいですし、かなりの問題があるけどそれでもあきらめませんといわれていました。

 

その後、クリスマス前に再度ご連絡が来ました。

「先生の言われたとおりに、彼を否定せず、要求もせず、彼に寄り添った結果結婚することになりました」というご報告でした。

宿命は変えられないが、運命は変えられるというのが私の考え方です。

その想いは、鑑定をするときの基本になっています。

彼女の結婚報告に、それを実証されたのだと思いました。

 

その結婚が明るい未来のなるかどうかも、今後の彼女次第でしょう。

 

けっして、占いのせいではありません。

 

 

 

しあわせは、自分でつかむ


年間1500人は鑑定数としては多いほうかもしれません。
でも一期一会、その方がしあわせを掴めるかどうかは、鑑定をする私たちではありません。

ご自身が、どう生きてきたか。

どう生きていきたいか、だと思っています。

 

もし、鑑定してほしいなという方がおられましたら、コメントくださいね。

 

ご自身が照らす未来を一緒に見に行きますから!