大好き♡くまのプーさん!
世界中にファンを持つ「くまのプーさん」。
老若男女、名前を知らなくても「観たことある」キャラクターではないでしょうか。
嫌いになれる人はいないかもしれないこのキャラクターこそ「タイプ9」のイメージです。
◆おっとりしている
◆いつも優しい笑顔
◆出しゃばらない
◆ゆっくり動く
◆ワガママ言わない
◆一人でいることが苦ではない
◆いつもマイペース
◆上昇志向を見せない、欲しがらない
◆一緒にいるとほっとする
そう愛すべき性格の持ち主が「くまのプーさん」であり、タイプ9その人なんです。
一人が平気で超マイペース、でも・・・
このタイプ9の特長の一つが「頑固」。
優しくて、どんなお願い事にも反論せず「首を縦に振ってくれる人」と認識していると、あとで困ったことになることがあります。
タイプ9は、遊離といって人と交わらなくてもいい、いやむしろ関わってくれなくていい、関わらないで!という独立系の性格の持ち主なんです。
優しい笑顔で話を聞いてくれて「うん」と受けいれてくれたと理解していると、実は受け流されているということがあります。
何でも聞いてくれている人だから「あれもこれも、頼んでも平気!」と続けていると「キャパオーバー」と判断されて「却下」されるんです。
ですが、問題はそこではありません。
「却下」=「NOという意思表示」をしないことが多いのです。
頼んだことができてこない、報告がないから「どう?できた?」なんて聞くと「?いえ」という返答。
「え?昨日頼んだよね?」
「・・・はい」
「なんでできてないの?」
「・・・」
「急いでやってくれる?」
「・・・はい」
という返事ですが、やりません。
やりたくないことはやらないんです。
理由は、やる必要を感じないしやる意味も感じませんから急ぎません。
だってキャパオーバーな状態に「無理」を言ってきているのが相手だからです。
頼まれたときに反論しないのは「もめ事をおこしたくないから」です。
相手を傷つけたり拒否する直接行動は、非常に強く必要を感じない限りしません。
相手がちゃんとこちらの状況を観て居れば「無理」かどうかはわかるはずだから、自分から拒否反応を示さないのです。
なのに、無茶ぶりをしてきたのは相手なので、行動しないという形で反応しているのです。
本能で「相手のレベルや真意」をちゃんと読んでいます。
本当に必要なことであればやりますが、無茶ぶりには従いません。
実は難しい人間なんですが「クマのプーさん」を観て、そう感じる人は少ないでしょう。
普段の優しい姿に、「この人なら、なんでもいうこと聞いてくれる相手」だと侮っていると、痛い目を見ます。
世界の終わりがくるとしたら・・・
今日、地球が終わるとしたら、あなたはどうしますか?
この究極の問いに、うちのフレンドシップエニアグラム協会所属のタイプ9さんは、ちょっとだけ考えてこう答えました。
「地球が本当になくなっちゃうんですね?・・・なら、寝ます」
焦ろうが何しようが「地球がなくなる」のに何をやっても無駄でしょう。
ならば、ゆっくり寝て最後を迎えますね・・・と当たり前のことのように答えてくれました。
けっして、質問を軽んじているのではありません。
真剣な回答なんです。
他にも何人かタイプ9さんを知っていますが、皆さん本当に素敵で優しくて一緒にいるとほっこりする方です。
でも、どこか夢見がちな表情と、意外に辛辣な回答ができる「不思議ちゃん」な部分を持っておられます。
大好きな魅力的なタイプ9なので、扱いやすい相手だと思わないで、ちゃんと相手を見てください。
パワフルでワンマンなお隣のタイプ8が苦手な人が多いのですが、付き合ってみると扱いやすいお人好しは、案外タイプ8だという心理学系のメンバーは多いです。
そう、ノンバーバルな部分ちゃんと観察しましょう。
深いところをちゃんと掴んで行動すると、コミュニケーションの力が極端にアップしていきますよ!!
次回からは、この9つのタイプを読む方法を解説していきましょう。
苦手な人が味方に変わる、それを実行するために!