隣の芝生の色は何色?

ことわざだと「あお色」。

他人の持っているものや状況の方が良く見えるから、物事が長続きしない人のやっていることを、表現する場合がありますね。

しかもあまり良い評価ではない場合ですね。

これは「自分よりも他人がよく見える心理」こと。

ここで対象になる他人は、自分とそう大きく変わらない人のこと。

ライバルと思っている人を指している可能性が高いです。

実は、大企業の社長や有名人のように大きな差がある相手には抱かない感情です。
英語でもフランス語やイタリア語にも同じ意味の慣用句が存在するというのは世界各国共通の状態のようです。

エニアグラム自体が世界各国に通用するのは、人間の心理は国籍、人種、性別、年齢に関係なく共通するものだからではないでしょうか。
その隣の人の芝生の色が気になって仕方がないのが、タイプ7!!
 

世界中に通用する性格タイプ診断がエニアグラム

 

 

楽しいこと大好き人間”パリピなタイプ7”

タイプ7ってどんな人?
って聞かれると「楽しい人」って答えます。
悲しいことや苦しいことは嫌いですが、逃げ出すわけではありません。
会社経営者であれば、従業員の生活にも責任があるので、どうやって乗り切ろうかと考えますが、もともと楽観なのでなんとかするぞ!って道を探しに行きます。
でも、タイプ7の課題があるとすれば「問題をなかったことにする」こと。
コロナ渦での資金繰りなどは、さすがになかったことはできませんが、日常生活上の問題などは先送りしたり、振り返らずなかったことにしちゃうケースは多い感じです。
誰しも嫌なこと考えたくないことは、なかったらいいなぁと思いますよね。
でも前回のタイプ6だと「心底悩む」ので、観なかったことなかったことにできません。
楽観のタイプ7は、「ま、いいか。なんとかしちゃうもんね❤」ってことで問題をやり過ごしてしまいます。

 

イメージはパリピってことで!


 

 

性格タイプ診断で大人気タイプ7

性格タイプ診断で「なりたいタイプはタイプ7」と答える人も多いです。

明るくて、周囲の人まで楽しくさせてくれるタイプ7はクラスでの人気モノって感じでしょうか。
だから経営者にも多いと感じます。

ですが、隣の芝生の話でも解説してますが、常に「NEXT」が気になり最後まで完成させることができないという問題点も抱えています。

面白いことが好きだし挑戦もできる。

だから人気もあるんですが、コツコツ何年もかけて同じことをするのが苦手。

企画を考えて新しい組織を立ち上げるのは天才的なんだけど、その企画を最後まで成功に導く前に、次の企画に目が行ってしまい結果的に人任せになったりします。

周囲はその移り気にため息をつくことになるケースもあります。

ま、基本いい人なんで、周囲はそれをカバーしてくれます。

憎めない人だからでしょう。

人気のあるタイプといわれるのも、このへんかもしれません。

 

新商品に弱い?

 

友人のタイプ7の話です

彼女は新商品が大好きです。

あるとき掃除機が壊れて新しい掃除機をネットで購入しました。


前から欲しかった機種で気に入ったので注文したんです。

でも、その直後にネットの広告を観てしまいました。

その内容に心ひかれた彼女は悩みます(一瞬ですけどね)

結果、新しい掃除機は2台届くことになりました。

欲しいとなったら止められないという性格の課題が出てきたということです。

新しいこと、興味を持ったことが出てくると、誰が止めても止まらないのがタイプ7。

俗にいう浪費家の一部にタイプ7が含まれる可能性もあるかもしれません(笑)