心配性に救われる!
東日本大震災のとき、世界中で日本ってどんな国なんだろうと、言われたことがありました。
大きな災害や事件があると、食料や生活必需品がなくなり、暴動や略奪が起こるのが通常だからです。
いや、それと心配性がどんな関係なんだと思われましたか?
そうなんです。
日本は、心配性に救われている可能性があるんです。
暴動・略奪は生き残るための行動?
そう理解している場合もあるかもしれませんが、大きな自然災害などが起きると、食料や水、生活必需品がなくなり、それを手に入れるために暴動や略奪が起こるのです。
実際、TVのニュース映像などでそのような場面を見ることもあるはずです。
でも、阪神大震災のときも、東北大震災のときも、中国地方の大豪雨のときも、ボランティアの活躍はあっても、大きな暴動はありませんでした。
その理由が「心配性のタイプ6」・・・・
心配性のタイプ6
日本人の40%は「心配性のタイプ6」
エニアグラムで言う性格タイプは「9個」あります。
その中の「タイプ6」は一番バランスよく全ての才覚を持っていると考えられています。
そして、いつも未来に目を向けています。
未来は分かりますか?
そう、才能のある占い師だって「未来」を見ることは難しいんですが、その分からない見えない未来をいつも見ているのがタイプ6。
だから「分からないから不安になる」のです。
コロナ禍でマスクが不足する!!⇒ 速攻買いに行く!!
ロックダウンになるかもしれない! ⇒ 速攻買いに行く!!
反応が早いんです。
しかしこの行動、自分のためではないんです。
家族や仲間、近所や親戚、はては地域全体のことが気になるんです。
なので、タイプ6の過程での備蓄は、かなりの量に達すると思われます。
自分のためだけなら絶対に不要な量を買い込まないから。
そう、周囲の多くに人のことを考えるからこそ、この先の未来が不安になる。
不安があるから準備をする
実はタイプ6の最適職業は?と聞かれると、国家の安全を守る仕事なんて回答がでます。
第2次世界大戦の山本五十六(第26、27代連合艦隊司令長官)が有名なタイプ6だと言われています。
その他にも、現在の自衛隊の司令官の中にも、このタイプ6が結構多く見受けられます。
TV番組の「Sasuke」なで活躍するスポーツマンの中にも結構「顕著なタイプ6」の方がいます。
消防士さん警察官など、訓練や準備が必須な職業に向いているんです。
そういう世界で出世する人が結構いるので、タイプ6が多いといわれている可能性も否めません。
火災が起きてそこから救い出さねばならない状況になったら、どうする?
事件が起きて被害者がいたらどうやって救出する?
犯人逮捕時に犯人が暴れたら、どう取り押さえる?
すべて架空の状況をもとに、準備・訓練をします。
軍人なら防衛のためにシフトを考え布陣を敷き備えるのです。
だから、この準備に最適なのが「心配性」なんです。
これが、楽観的な人だと「なんとかなる」「なんとかしちゃうよい!」って準備しないんです。
家族、組織、国家の安全を思うからこそ、心配性は止まらない。
心配性が嫌だなぁと自分のことを嫌いなあなた!
その心配性が国を救います。
胸を張って心配していきましょう!