承認欲求コントロールの基礎である、エニアグラムの性格タイプについて書いてみます。

タイプ1

 

教育者とか、ルーラー、改革する人、などとサイトによってニックネームは違いますが、完ぺきを求めるまじめ人間であることは同じです。

 

フランス革命を成功に導いた女性“ジャンヌ・ダルク”や「2番じゃだめなんですか!?」と叫んだ政治家の蓮舫さんが、恐らくこのタイプ1。正義感が服を来ている感じがするくらい、自分のためではなく、社会正義のために戦う人って感じでしょうか。私利私欲に走ることは少なく「組織のためにならないことなら自分に不利でも発言しちゃう」なんてことも考えられます。

 

 

 

エネルギーの源は「怒り」

 

そのせいかもしれませんが、常に社会に対して「怒り」を感じていたりします。

「これっておかしくない?」

「こんなやり方は間違ってる!」

と、TVのニュースに自分の意見をぶつけたりします。

なので、このタイプの人が政治家になったらかなり厳しく社会悪と戦うことでしょう。

 

そして、社会に厳しい目を向けるように、自分自身にも厳しいです。

自分のためにインチキなんてしませんし、インチキする人を許しません!!

他人にも、めっちゃ厳しいのです。

宿題してこない同級生に腹を立てたり、約束時間によく遅れる仲間にも他人に迷惑をかけるなと釘をさします。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、その頻度の多さや口調が「厳しい」ので、性格がきついと思われる傾向にあります。

 

また、相手の感情を察するのはあまり得意ではありません。

本人は、合理的に物事を進めることが得意ですが、相手にも同じ速度や処理方法を期待します。

その速度に着いてこられない人間を見ると、なぜできないのか理解に苦しみます。

期待された側は、かなりプレッシャーを感じてしまいます。

 

 

うちの母は典型的なタイプ1

 

ちなみに、私の母が典型的なタイプ1.

彼女は、決められたことは必ず守るのが当たり前。

夏休みの宿題は計画的に終わらせ、計画表通りに行動する人です。

例えば、爪切りを使用したら、終了後にすぐに元あった場所に、1ミリの誤差なく戻すのがデフォルト。たとえ5ミリでもずれていると、なぜできないのか!と怒りをぶつけてきます。

あんたの頭はどうかしている!なぜキチンとできないの?と、間違いを訂正されるし、修正するまで言い続ける。後でやるから!は一切通用しません。

適当という言葉は、彼女の辞書にはないのでしょ。

 

<母の似顔絵にはけっしてほうれい線を描き入れません>

タイプ1は不器用な生き方をする人が多い気がします。

あなたの周囲にもいらっしゃいませんか?