子どもが、何かを発見したのか、何かを言いたそうに目を輝かせながら親に向かって走って来る…。


走って来る目的は、話の内容を聞いてもらいたい、何かを伝えたいということだけだろうか。

実際は、親とつながりたい、親に喜んでもらいたいという気持ちの方が強かったりするのかもしれない。


幼児の言葉は、まだまだ未熟で、内容は意味不明の場合もあるので、話を聞いてもらいたいという目的だけだと思い込んでいると、「意味がわからん」と一蹴してしまうことになりかねない。

残念。


話の内容はともかく、わかってもわからなくても、「気持ちはわかったよ~」ということを、抱きしめたり、微笑みあったり、握手をしたり、それぞれの方法で、全力で伝えてあげる。

すると、つながりたい、喜んでもらいたいという気持ちに応えてくれたんだという満足感を味わわせてあげることができる。

これは、気が済むことにもなるし、共有体験にもなり、さらに達成感にもつながる。


「わかったよ~」と全力で伝えるだけで、まさに一石二鳥ならぬ、一石三鳥である。







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