猛暑、酷暑です！☀
暦でいうところの、大暑あたりから立秋までの間（土用の期間）は、昔から農作業や旅行などを避け、ゆっくり休むのが良いとされています。
本当、暮らしの知恵ですよね。
昔の人の季節感は、
気温が一番暑い月8月、その前後の7月から9月からの3か月を「夏」とするのではなく
気温が一番暑い月8月が頂点だから、頂点から次の季節がはじまる。
一日で言えば、正午に太陽の向きが変わるように、
これから気温が上がっていく
気温が下がっていく
暑い頂点や寒い頂点を始まりの基準として、季節を分けました。
だから、「古い暦上の季節の変わり目」＝「暑さ寒さのピークの時期」は、
仕事を控えて、身体を休めましょう。
いや
休まねばならない！
休まないと、神さまが怒るよ！！
強制的にでも、みんなを休ませようと工夫していました。
頑張り屋さんが多いから。
意識して、休もう休もうと努力しないと。
夏の農作業は本当にヤバい！
雑草がのびる勢いも強い。
「他の人の庭は綺麗だから、うちもやらなきゃ」
「雑草だらけで、近所の人に小言をいわれる」
といった、周囲と比べたり、人の目を気にし過ぎたり
「草を短くして見栄え良くしたい。」
ご自分の「きっちりしたいという完璧欲」
この時期は
これらの声よりも、自分自身の身体を守るほうが大事ではないでしょうか。
「可能な限り仕事の手を休める」「本当の意味で、ご自分の身体を慈愛する」
それを努力する時期が今です。