子供の頃から、ニュースや学校で大人たちが「日本は資源がない国だから・・・」と言うのをさんざん聞いてきた。

 

 

確かに現在は、石油や天然ガスそしてウランなどはほぼ海外からの輸入に頼っている。

 

 

 

かつては、黄金の国といわれ、金や銀などの豊富な鉱物資源があった国。

 

銅の産出は、明治の富国強兵を支えた。

石炭は採算が取れないから、採掘していないだけで、北海道や九州には、まだまだ莫大な埋蔵量が残っている。

 

 

近年、日本海にメタンハイドレードという天然ガスの塊の莫大な埋蔵量があることがわかってきた。

 

少なく見積もっても、数十年外国からエネルギー原料を輸入する必要がないくらい。

 

 

メタンハイドレードの実用化は、夢の技術ではなく、近いうちに達成できるもの。

 

おそらく量子コンピューターの実用化と同程度に。

 

 

メタンハイドレードは、天然ガスと同じで、そもそもメタン。メタンなんて、地面や海中を掘らなくても、そこらじゅうで作れる。

 

 

 

生ゴミや下水、畜産し尿など、有機物を嫌気発酵させれば、メタンガスが発生し、これでボイラーや火力発電したり、水素を取り出して燃料電池することが、既に実用化されている。

 

 

 

下水などは、生活していれば必ず発生するものだから、地中から一度掘り出せば、それで終わってしまうような資源ではなく、循環して永久に使える資源だと言える。

 

 

 

また、日本は国土は狭いというが、ロシアやアメリカ、中国と比べるから小さく見えるだけで、アジア諸国の中では中国、インド、インドネシアに次いで面積は広い。韓国と北朝鮮を合わせた朝鮮半島よりも日本列島のほうが大きい。

 

 

 

領海の面積はカナダに次いで世界でトップ6。

 

領海上に、洋上風力・太陽光発電などをつくれば、莫大なエネルギーを得られる

エネルギー源だけが資源ではない。

豊富な水も資源。

そして、国土の大部分を覆う森林も資源。ほんの50年前までは木材は、建築資材にも、燃料にもなる貴重な資源だった。かつて、山は鉱山でなくても、宝の山だった。生活に必要なものが全て手にはいった。

 

 

食糧だって、耕作可能な土地は沢山あって、ただ、人経費が高いから、効率や採算の面で放棄されているだけで、いっぱい資源はある。

 

 

 

あるものを見ないで、ないところだけを見て、「この国は資源がない。貧しい。」なんて言う。

 

 

 

そういった国政レベルの話は置いておき、私はあくまでも自分の身の丈にあうものを改善し、実行しよう。

 

 

 

そう、みんなが捨てている生ゴミや落ち葉を堆肥にする。

 

栄養たっぷりなのに美味しくないからといって敬遠されている玄米を食べる。

みんなが捨てているものをありがたく拾って、自分に取り込む。

車で通勤で運動不足だからと一生懸命ジムにいくより、毎日、自転車で通勤する。

 

 

きっと、まだあるはず。身の回りの幸せになるための資源が。わざわざ外に求める必要などなく。

 

 

 

自分にとって、無理なく持続可能な元気を補給するものが見つかるはず。