人前で話すとき 全く緊張しない人が考えていること | 自分大好きな人の頭の中

自分大好きな人の頭の中

私にとっては当たり前だけど、話すと驚かれるから書いてみる。

私は人前で何か話すときに、

 

全く緊張しないタイプ。

 

講師の仕事も好きだから、

 

むしろ「聞いて聞いてー!あのねー!」って

 

思っている。

 

注目してくれない方が落ち着かないわ。

 

 

 

なんで緊張しないのかよく聞かれるから

 

少し考えてみたんだけど、たぶん

 

「失敗できない!」と思わないからだと思う。

 

うまくやろうと思わないから、緊張しないの。

 

かっこつけたってどうせバレるし無駄なんだよね。

 

私が聞く側にいるときだって、

 

話す人が自意識過剰気味で

 

背伸びしてかっこつけようとしていたら、

 

そういうのってすぐわかるもん。

 

かっこつけようとしている姿って

 

とってもかっこわるいから、

 

いいこと無いんだよ。

 

 

 

あと、講座ひとつとっても、

 

受講生がいないと成立しないし、

 

人前で話す場面というのはたいていの場合、

 

私だけが頑張れば成功するわけじゃない。

 

一人でやってると思わない。

 

初めから一人で完成できるものじゃないから、

 

聞いてくれる人をいかに巻き込んでいくかが大切。

 

だから、初めから、

 

「この時間を良いものにできるように、

 

一緒に力を合わせてがんばりましょうー!」という

 

空気にしちゃうんだよね。

 

小さな会議室規模なら、参加者一人一人に

 

話しかけていくよ。

 

心理的安全性を担保してからね。

 

だから絶対に否定はしないの。

 

あなたもわたしも、そこにいる人みーんなが

 

この時間を充実したものにしていく仲間!なので。

 

 

 

ただ、大きめの部屋で話すときや、対話型でないとき、

 

立場が上といわれる人が多いシーンだと、

 

初めから流ちょうに話し過ぎると

 

慣れてる感が出過ぎて、

 

参加者の「講師を応援したい気持ち(一体感)」が減る。

 

だからあえて、少し言葉に詰まってみたりする。

 

全っっ然!緊張してなくても、演出効果を狙って

 

あえて緊張してる風を装うことだってある。

 

緊張してないふりはまずバレるけど、

 

緊張してるふりは、初めだけならバレにくい。

 

共感されやすいからね。

 

 

 

それで、ちゃんと注目させてから、

 

そのあとは私の本領発揮のターン!という感じで

 

「なかなかやるな!」「話に説得力があるな!」と

 

思わせていくかな。

 

 

 

あとは、話題選び。基本的に、

 

私が伝えたいことしか

話さない。

 

私が、「心からあなたに伝えたい!届けたい!」と

 

思える話題しか選ばない。

 

話しながらわくわくしたり、

 

真剣さが伝わる内容が最強。

 

自分の感情を前面に押し出すことも、

 

演出としてガンガン使う。

 

 

 

もちろん、相手が私から聞きたい!と思う内容限定で。

 

聞くというのは、実は受け身ではなく、

 

かなり能動的な行為なの。

 

テレビとかスマホとかをぼーっと見るのは受動的だけど、

 

誰かの話を聞くというのは、

 

自分でしっかり意識してやらないと絶対できないこと。

 

 

 

相手にとってその情報は得だとか、

 

相手がずっと知りたかったことだとか、

 

相手が誰かから言って欲しかった言葉だったりとか、

 

相手が感じていたことを

 

代わりに言語化してくれたものだとか…

 

そういうものだけ選んで話すから、

 

ほとんど聞いてもらえるよ。

 

 

 

最後は、

 

もっと聞きたい、聞いていたい というところでやめる。

 

もちろん、これは納得感があるところまでは、

 

しっかり伝えたあとの話だよ。

 

参加者が話したくなれば、その時間は大成功!

 

私の話を聞いていた人たちが、

 

自分の話もしたくてうずうずしてきたら、

 

感情を揺さぶられたということだからね。

 

その時間が成功した証だよ。

 

みんなの力でその場が完成したということ。

 

やったね!

 

 

 

名残惜しいと思ってもらって、いい余韻を残して終わる。

 

もっと知りたい人、もっと聞きたい人は、

 

この後自分から近づいてきてくれる。

 

人は、自分から求めたもの・こと・ひと のことは

 

とても大切に扱ってくれる。

 

情報も然り。

 

より大切に扱ってもらいながら、

 

対面で話していく場がより活きていくよ。

 

関係を育てていくことになるし、いいこといっぱいだよ。

 

 

 

人前で話すのに慣れていない人にとって、

 

何かヒントになる記事になっていたらいいな。