接客業をしていると
やっぱり一定数は変なお客さん?がいる。
こちらに落ち度がないのに、
びっくりするほど失礼な人もいる。
「そういう人がきて嫌な気持ちになったり、
イライラさせられてしまったとき、
どんな風に気持ちを切り替えますか?」って
以前質問された。
あまり怒ったりイライラしているイメージが
私には無いそうで、どんな風に考えてるのか
気になるって言われたんだよね。
私は、他のお客様が嫌な思いしないように
どうするかってことしか考えないかも。
その変な人は
できるだけはやく隅っこに連れて行って、
そこでゆっくり話を聞いてあげて、
他のお客様が不安にならないようにするかな。
それでだめなら、
「誠意をもって対応しているのに
カスハラ受けていてあの店員さん大丈夫かな?
あの人いいがかりつけてて嫌な人だな」って
他のお客様たちに思われるようにするかも。
他のお客さんの視線が
私の味方になってくれると、
だいたいすぐに解決するよ。
みんなが味方になってくれて一体感が作れたら、
そのあとの接客が、ぐっとやりやすくなるのも
ありがたい。
いわば「共通の敵」作戦?
変な人の存在も利用しちゃえばいい。
もちろん、意味のあるクレームなら
感謝して受け取るけどね。
でも、一定数変な人が存在しているのは仕方ないし、
出会っちゃったら、それはもはや事故みたいなもの。
そのおかげで、
一般のお客様への感謝の気持ちを
改めて思い出せるいい機会になるわ!くらいの
感覚でいるよ。
私は、カスハラするような人のことを
そもそもお客様だと思ってないから、
イライラさえしない。
仕事中の私の思考エネルギーは、
すべて本物のお客様のために使いたい。
だから、他のお客様が怖がるから、変な人は
早くどこかへ行ってくれないかなーとしか思わない。
そもそも、私は言いがかりをつけられにくいタイプ。
お客様を自分の上に置いて、
仕えるタイプの対応をする店員さんも世の中いるけど、
私の場合はどちらかというとその反対。
「この道10年のプロであるこの私が、
あなたの希望をかなえることができる
あなたにとって一番ふさわしいものを
アドバイスさせていただきますね」という
お客様を導く系の接客スタイルだから、
私の心理的な立ち位置が
お客様の下にこないんだよね。
ここでも、
人間関係に上下を持ち込まない感覚が
活かされているかも。
私にとっては、丁寧に対応することと、
人間関係の上下はまるで関係ない。
私は私の国の王様で、他人は他人の国の王様。
だから、外交マナーとして
私は全方位に丁寧に対応するよ。
同時に、自分を卑下して見せたり、
卑屈にも見せないし、自虐もしない。
私が私であることに胸をはっているからか、
『いじったり、そういうこと言っちゃいけない人オーラ』が
出ているらしい。
私は、親しみやすいとは言われるけど、
なれなれしくはできない相手らしい。
だから、仕事中でもプライベートでも、
あまり失礼なことをされないんだよね。
「私なんか…」って思っていると
「お前なんか…」っていう
失礼な対応する人が寄ってくるから、
自分大好き!があふれるくらい
自分を肯定していけばいいと思うよ。
それは向上心と両立できるものだからね。