どんなに疲れていても苦じゃないことが
自分に向いていることだとよく言うけど、
私はそんなの嘘だと思う。
私は大好きな仕事を独身の頃から約10年続けていて、
結婚出産して復帰した今は
家事育児しながら働いているけど、
今まで、仕事に行きたくないと思った日は一日もない。
それは疲れをためないようにしているからだよ。
疲れてたらどんなに好きなことも
好きでいる力が出なくなる。
疲れているだけで、
本当は好きなことや向いていることでも
自分には合わないと誤解してしまうと思う。
そのくらい、
精神的な疲労や
肉体的な疲労は、
人の判断を
どこまでも鈍らせる。
例えば、仕事をしていなかった長男の乳児期に、
夜泣きが続いて大人も眠れなかったとき。
あんなにも可愛くて、
今しか会えない赤ちゃんなのに、
必死すぎて「かわいい」を
味わう余裕があったかというと
正直全然なかったよ。
その経験もあるから、次男のときは
0歳のときから定期的に一時保育を利用したおかげで、
「今だけのかわいさ」までちゃんと味わえた。
少し大きくなった長男も、
同時にかわいがりまくれたしね!
大好きな我が子のことですらそうなんだから、
精神的な疲労と肉体的な疲労を
そのままにしていたら、
好きなことなんて自分に何一つ残らないよ。
そんなのもったいなさすぎる!
私は平日夜8時に子どもと一緒に寝てしまうから、
そこで肉体的な疲労を回復している。
小麦粉とカフェインを断つようにしてから、
よく眠れるし疲れが残りにくくなったから、
そういう自分の体質を理解しておくことも
自分をケアする上で大事だと感じたよ。
あと、お風呂はシャワーで済まさずお湯に浸かるとか。
精神的な疲労対策は、
ネガティブなニュースに触れすぎない。
スマホをあまり見ない。
SNSやらない。
テレビを家に置かない(必要なときはTVer視聴)。
家の中をを断捨離して居心地よくする。
読みたかった本を読む。
家族であたたかいもの・おいしいものを食べる。
このあたりかな。
おいしいもの食べながら
愚痴を言ったりケンカしたりできないものだしね。
大好きな自分や
大好きな仕事や趣味、
大好きな家族を
大好きで大事にするために、
私は私の疲れをほっとかない。
疲れがたまらない仕組みを
仕事でも家の中でも用意できるように工夫している。
疲れなきゃまわらないとしたら、
それはどこか仕組みそのものに無理がある証拠。
非常時の踏ん張り時は確かにあるけど、
それはあくまで一時的なもの。
大事な自分が心と体と削り続けて
いいものじゃない。
試行錯誤すれば
少しずつでも改善できたよ。
私は自分が大好きだから、
自分が好きなことを
思いっきり味わえるように、
自分の疲れは徹底的につぶしてる。
これも、自分で自分の機嫌を
とることのひとつだからね。
自分の疲れのケアができると、
心に余裕ができて、
好きだと思えることが増える。
自分の見ている世界に
好きなものが増えるのは、
自分の幸せが増えることだよ。