娘は、学校は行きたくないけど、授業は受けたい、と、言っていた。
でも、騒がしくなる副教科や特定の教科は受けていると頭が痛くなる、と。
学校へ行きたい気持ちもあるけど、教室が怖い、と。
よくわからないけど、学校に行ったら二度と帰って来られない気がする、と。
でも、学校へ行きたい気持ちもある。
給食も止めないで、と。
行きたくない、だけなら、説得して行かせていたかもしれない。
でも、怖い、帰って来られない気がする、と言われたら、行かさないほうが良い、と思った。
そんなふうに思うのなら、もう行かないで、通信教育なり、フリースクールなり、転校するなり、選択肢はいくらでもある、と思った。
でも、娘の根底には、学校の授業を受けたい気持ちが消えず、行きたいのに行けない、の苦しみと毎日戦っていた。
自分の弱さに気付くまで
自分の弱さに気付いたら、どう強くなるか、次はそれとの戦いが始まった。