泣きたくないのに、涙がでてくる

感情が動き出した証拠



すべてが嫌で、投げ出したくて、でも進めてきた

逃げたくなかった

優しい誰かと話したら、弱音を吐いて、泣いちゃいそうだったから、誰とも会えなかった



最後の一撃をくらった

もうすべてを辞めようと思った

面倒になった



そんな時に、お母さんから電話が来た

普通に話していたのに、なぜか途中から、泣いてしまった

理由も告げられないまま、泣いてしまった



私は、あまり、お母さんに甘えない

ちょっと離れて暮らしているのもあるけど、出産も具合の悪い時も、頼らずに、今まで過ごしてきた

余計な話しもあまりしない



姉がお母さんの近くにいるから、私は、あまり…



でもお母さんとの電話で、感情が動き出した

思考も動き出した



1つずつ消化していける

その力を私は持っている

それを思い出せた



泣いて、あまり話もせず、もう大丈夫、と切った電話

そのあとのお母さんからのメール



なにがあったってお母さんはいつでもあんたの味方だよ



なぜか、本文ではなく、題名に文章があった



笑った…泣いた…



ありがとう



甘えない娘なのに、もういい大人の娘なのに、ありがとう



また頑張れるよ





小さい頃、働いて、全然一緒にいてくれなくて、寂しかった

でもきっといつも心配してたんだよね、働きながら…



もう少し、素直に甘える娘になるね

なかなか難しいかな

心配かけないのが親孝行だと思っていたから



私は、親不孝、だったんだね

ごめんなさい