看護師として働きはじめた19年前。
多忙な日々。
その頃はまだまだ若くて体力あったし、ちょっとした症状でもすぐに軽快していた。
これくらい、大丈夫。
そう思っていた。
でも、人間ってその状態に慣れちゃうんだよね。
症状は徐々に悪化していたのに、大丈夫・大丈夫って…
仕事・仕事って、自分の身体の声聴いてなかった。
ふと気付いたのは2014年、3年前。
患者さんから、「ちょっと鼻声、酷くない?病院行った方がいいよ」と言われ…
その時はティッシュ1箱を1日で使っていて、鼻水は止まらなくて、しかも啜れないし。仕事中もマスクの中は鼻水で大変なことになってた。臭いはわからず、味もわからない時が多くなっていた。
そうよね、これって普通じゃないよね…
病院行くか…
ようやく、重い腰を上げて病院へ。
先生から、
これはひどい、粘膜も硬くなってるし腫れてるし、どうしてもっと早く来なかったんだ!
と怒られ…
アレルギー性鼻炎
慢性副鼻腔炎
鼻茸(ポリープ)
と診断されました。
抗生剤、抗アレルギー薬、去痰剤、胃薬、解熱鎮痛消炎剤、ビタミン剤、点鼻薬
が処方されました。
それから鼻水は劇的に少なくなり、早く行けば良かった…と思いつつ。
それもつかの間、花粉症の季節になって症状再燃。
そんな感じを繰り返していました。
2017.7.31
追突事故にあい、頸椎と腰椎打撲。
首は全く動かず、頭を支えることも出来ず、寝ても起きても体勢が整わなくて辛い日々。
身体は繋がっている。
首に損傷を受けてるから、頭部や顔面周辺のリンパの流れが悪くて。
首~肩付近は筋肉が強張ってるし。
だから、鼻にも影響した。
鼻水、鼻詰まり、嗅覚と味覚がない。
お茶を飲んでもお白湯を飲んでも一緒。
キムチやニンニクも分からない。
料理をしても匂いがなく、何を作っているのかわからない。
焦げても、腐っててもわからない。
何が食べたいかわからない。
食べても、胃も心も満たされない。
食欲もなくなる。
昔は雨の臭いもわかってたのに。
アロマや聞香もさっぱりわからない。
頭がボーッとしている、膜がはってる感じ。
スッキリしないし、やる気もなくなる。
鼻って重要…
看護師の不養生…
自業自得…
今まで自分の身体と向き合ってこなかった。
身体は訴えていたのに。
健康は当たり前。
当たり前だから、普段気付かない。
失って、気付く。
健康に生きるには
普段どんな生活をしているか、どんなことを考えているかが大切。
自分で体験して実感した。
予防看護の必要性。
病院行って薬もらって治してもらう。
MLD(ボッダー式マニュアルリンパドレナージ)も始めた。
でも、それだけではなくて。
人に治してもらうだけではなくて。
自分が自分の身体と向き合うことが大切。
と思い、まずは今日から気功体操。
身体をほぐしながら自分の身体と向き合う。
…身体がこんなに悲鳴をあげてたなんて…気付かなかった。
6つの呼吸をしながら、
生かされている存在、自分を許すこと、調和の中に生きていること、とか感じ…
何か、柔らかな穏やかな温かいホッとできるエネルギーに包まれ、この時間は大切だと改めて感じた。
鼻の調子は相変わらずだけど。
臭いも味も全くわからなかったけど。
積み重ねが大切だから、焦らずゆっくりと体感していきたいと思います。