どうも皆さま、おはようございませ。
今期最高の究極の癒しドラマ「僕とシッポと神楽坂」。
もう4話まで終わってしまいました・・
これ全何話?8話?9話?10話?いやーん淋しいーもっとやってーー!
雅紀が言っているように、同じ「コオ先生」でも実にシチュエーションが多く、ホントにいろんな顔を見せてくれて、ヲタにはたまらない癒しと萌えを与えてくれています。
今回は思うところがあり、「マジメ編」として感想を書いていきたいと思います。
「ヌメヌメ編」も書きたいが・・時間あるかな?
飼い主さんが望むなら、
1パーセントでも可能性があるなら、
同じ案件が来たら何度でも手術する。
それが家族に対する愛情で、獣医師としてのコオ先生の愛情なんですね。
獣医さんの数だけ考え方があるのはよく分かります。
病人であるシッポが言葉を話せない分、飼い主やドクターが気持ちを汲み取って考え悩むことは必然。
確固たる信念がある人はカッコいいです。
付いて行こうと思えます。
静かにゆっくりと、でも揺るぎない想いを持って話すコオ先生は、決してボーっとしてるんじゃないと思いますよ、お母さん
どうもコオ先生のお母さんの愛情があるんだか無いんだか、イマイチ掴めないまま第4話まで来てしまったわ。
今回のストーリーは、誰も悪く無い、みんな命を救うためだけではなく、この先生きていく家族の気持ちも考えて何を選べばいいのか、究極の選択を迫られた難しい話でした。
でも、普通人間でも手術する時には、いろんな可能性がある事を説明された後に同意書にサインするはずだから、あんな風にネットの書き込みとかやられたらたまったもんじゃ無い。
このご時世、ネットの世界も広くなって、有る事無い事拡散されて、後はもうその情報を受け取る側のモラルや考え方に委ねられるわけだから、そこはいつまでも人として正しい判断をしていかなくてはと思いますね。
しかし、
たかがあんな2ちゃんもどきのサイトでのネットの拡散で、坂の上動物病院の常連さんまで離れていくとか、
コラ、オマエら!
オマエらには血も涙もないのか!
オマエら今までコオ先生の何を見てたんじゃ、ボケーアホー
・・とイライラしながらあのオバハン達を見ていた私の事はどうかご内密に。
母がネットをやらないなら息子が拡散したに決まってんじゃん!
ほら見て、この息子明らかに怒ってるじゃん、態度悪いじゃん。
顔がもう悪さした顔してるじゃん、コイツだよ犯人は!
コイツに間違いないわ!!
茶の間はみんなコイツだと思っとるわ!
・・と1人でカッカしていた事もご内密に。
にしても、
あの葉担の胸をぎゅんっ!と掴んだコオ先生の悲しみいっぱいの無精ヒゲ姿は、ネット炎上のせいで落ち込んでいるコオ先生ではなかった。
ぐりちゃんを救えなかった事を、ただただ一晩中悲しんでいた優しいコオ先生の姿だった。
ますます好き
なんて良き先生なのっ
そうだよね。
コオ先生はぐりちゃんのオペに成功したし、それは完璧で間違ってなかったし、どっちを選んでもぐりちゃんは救えないのならと、飼い主さんの気持ちを救うためにオペしたんだもの。
コオ先生にはこうなる事は分かっていて、それでもこの先生きていく飼い主さんの気持ちが死なないために力を尽くしたんだから、そこに後悔なんてあるはずがないんだから。
今回のお話も、身につまされる泣ける話でした。
そこで、以下、関連するワタクシゴトです。(長め)
興味がない方は回れ右でシクヨロです
去年、私の愛猫が亡くなった場所も、ぐりちゃんと同じように病院でした。
愛猫は、私の住む地域で活動されている保護猫団体さんへ声を掛け、飼って良しとOKを頂いて引き取った元野良ネコちゃんでした。
子猫と言うにはちょっと育っていたので、なかなか懐いてくれなかったですが、冬になると暖を求めて膝や布団へ入ってくる。
夏は絶対に近寄ってこない、猫らしい自由奔放な子でした。
それが去年の初秋、どうも肺が良くないということでお薬を貰ったのですが、ご飯はカリカリひとすじ、ウエットのフードも猫用のオヤツも、ヒトの食べ物すら食べない頑なな性格が邪魔をして、なかなか口からお薬が飲めず。
それでもとにかく飲ませてくれと。
薬が飲めないならこの先毎日病院に通って、1本7、8000円くらいする注射をし続けなければならないと言われ、さすがにそれは無理だったので、必死に捕まえ、噛みつかれながらも口をこじ開け、薬を飲み込ませた。
するとそれを必死に吐き出す愛猫。
部屋はあちこちがベッタベタのドロドロに。
でも治さなきゃ!治ってもらわなきゃ!
その繰り返し。
お互いに必死でした。
治って欲しいのに虐めているみたいで辛かった。
あまりに飲まないなら、何かに混ぜたらどうかと言われましたが、カリカリしか食べないんだから混ぜようがないんです。
いろんなフードを買ってきてみても、元々食べないモノに薬が入っているんだから食べるわけない。
そして、愛猫は私に近寄らなくなり、普通のご飯すら食べなくなって・・。
このままじゃ死んじゃう!私ではもう無理だ!と、とにかく水分や栄養を病院で取らせてもらおうと連れて行き、
「では、しばらく入院してこちらで様子を見ますね。」
と預けたその翌日、
「先程死んでしまいました・・」
と電話がかかって来ました。
院長が学会で出かけている時間に亡くなったと、奥さんからの連絡でした。
はあ??
昨日入院したばっかりじゃん!
なんで?
そんな気持ちを抱えながらも、
「いつお迎えにきますか?院長が帰ってきてからにしますか?」
と言われ、今さら院長と話したところで意味が無いし、とにかくもう1秒でも早く病院から出してやりたかった。
「今すぐ行きます!」
と、まだ暖かさが残るうちに我が家に連れて帰りました。
今でも思い出すと泣けてきます。
もっと早く病院に連れて行けば良かったんじゃないか?
せめて亡くなるなら、住み慣れたうちに居た方が良かったんじゃないか。
知らない病院で、狭いゲージの中で1人寂しく亡くなるなんて。
でも、あのまま家で格闘していたら、病院に連れて行けばよかったって後悔したかもしれない。
あんなに嫌がる薬なら、いっそ毎日病院に通って注射をした方が良かったのか。
でも実際そんなことは時間もお金も無くて出来なかった。
そうやって、どうしたら良かったのか分からないまま今に至ります。
病院からはその日の夕方に愛猫宛に花が届きました。
とてもキレイな花束でした。
病院に対して、あまり感謝の気持ちは持てませんでしたが、だからと言って責める気にもなりませんでした。
誰のせいでも無い。
誰も悪く無い。
みんな愛してたよ、愛してるよと思ってます。
未だに納骨する気持ちになれず、小さな骨壺はリビングにあります。
いつかは納骨してあげなきゃと思うんだけど・・。
雅紀が保護犬を扱うようになって、私も動物は好きだし、本当なら1匹2匹くらい幸せにするお手伝いが出来たらいいのだけれど・・なかなかそういう気持ちになれません。
ペットは家族。
本当にそうだなぁと思う。
このドラマが発するメッセージはとても深く、そして刺さっていた小さなトゲが溶かされるように沁みます。
コオ先生が虹の橋の話をするたびに、私の愛猫は待っててくれるだろうかと思い涙が出ます。
あんなに嫌がってたのに無理矢理薬を飲み込ませちゃったからなぁ、すっかり嫌われちゃってるよなぁ。
こんなババアの事なんか待っててくれないかも
でも、せめてもう一回抱っこしたい。
もう一回一緒の布団で寝たい。
♪もういっかいもーいっかーい
もういっかいもーいっかーい (曲&局違い)
・・話が脱線しました
こんな話をするなんて、
私、
真面目かっ( ̄∇ ̄)
今回、名倉さんとのシーンが無くてちょっと物足りなかったなぁ。
コオ先生の笑顔も少なかったしね。
でも、ずーっと寂しく悲しく辛いシーンが多かった分、終わりがバタバタ賑やかで楽しげで良かった。
毎回ハッピーな終わり方でいいね。
お茶をこぼしてカルテが濡れても、
「わー濡れちゃった!・・え?あ、なんかいい香りですよコレ!」
って、
可愛すぎて死ぬ
やっぱりあの自然な笑顔がたまらないわ、コオ先生。
これからはあの美味しいお茶飲んで仕事頑張ってね!
次回辺りからいよいよコオ先生とトキワさんの感情も動き出すのかしら。
例のおんぶシーンもありますね。
すず芽ちゃんの涙もすごく気になるし。
このドラマ、
絶対シリーズ化すべきだと思う。
また深夜でいーからね
だってあの枠は雅紀にとってゴールデンだもん!